ワードプレスを使ってサイト運営をしている方やブロガーの方が必ず使っているであろうAll in one seoというプラグインが大幅にアップデートされました。
突然のできごとで使い方が分からないという方も多いと思います。
All in One SEOが大幅アップデートで色々ガラッと変わりすぎてもはや別のプラグインみたいになってしまったのでそっとブラウザを閉じた。(明日ちゃんと見よう)
— たーみん|Tamino / Web director (@tamin_index) December 21, 2020
私自身も本業のサイトとは別でブログ運営をしているため、2つのサイトで色々試した結果便利な機能も追加されていることが分かりました。
本記事では最新版のAll in one seoの使い方や追加された便利な機能、ちょっとわかりにくくなった部分などについて解説していきます。
【2021年最新版】All in one seoが大幅アップデート!使い方や便利な機能をご紹介
2020年12月にワードプレスの必需品ともいえるAll in one seoというプラグインがアップデートされ、使い方が大きく変更され、さらには2021年になるとさらに変更された部分も出てきました。
そのため、ブログ初心者でワードプレスにもまだ慣れていないという方のために、1日かけて分かった使い方や便利な機能である以下の4点についてご説明していきます。
- 投稿画面でコンテンツのSEOのスコアを表示してくれる
- コンテンツ内で行うべきSEO対策を教えてくれる
- meta descriptionの設定が楽になった?
- PC画面とモバイル画面の切り替え
コンテンツのSEOのスコアを表示してくれる
今回のアップデートで大きく変更された内容の1つがコンテンツのSEOスコアを表示してくれるようになった部分です。
今までは自分が書いたコンテンツがどれぐらいSEO対策ができていたのかが分かりませんでしたが、プラグイン側が自動的に100点満点中、何点のコンテンツスコアかを判定してくれております。
そのため、SEO対策は以前よりも行いやすくなりましたし、今まで以上に気合が入るのではないかと思います。
ただし、ここで疑問点が出てきます。
その疑問点というのが、仮に100点が取れたとしてら、必ず上位表示されるのかという点です。
おそらくですが、それとこれとは別問題ではないかと思います。
私のブログでは100点が取れている記事でも上位表示されていない記事ももちろんありますし、逆に上位表示されている記事もあります。
そのため、あくまでも目安となってしまう部分があります。
コンテンツ内で行うべきSEO対策を教えてくれる
2つ目の大きなアップデートがコンテンツ内で行うべきSEO対策を教えてくれる点です。
教えてくれることは以下のような内容です。
- タイトルの長さ
- 内部リンクが設定されているか
- 外部リンクが設定されているか
- 画像の有無
- 見出しが使われているか
- メタディスクリプションの長さ
- タイトルが設定されているか
- コンテンツ量
- 遷移語 【2021年3月アップデート時に追加】
どれもSEO対策を行う上では必要なことですが、できていない部分についてはエラーとして教えてくれるので、いったん記事が出来上がった後に確認し、できていない部分を修正するようにしましょう。
さらに2021年3月のアップデートにより「遷移語」というのが追加されるようになりました。
遷移語と言われても分かりませんが、意味を調べると「移り変わり」という意味のようなので接続詞?という事なんでしょうか?
しかし、接続詞なら使っているはずなんですが。
また、これから検証していきます。
投稿タイトルの変更
必要かどうかと言われれば、特に必要性を感じない機能ですが、コンテンツのタイトルの変更が可能となっています。
通常ですと「コンテンツタイトル」+「サイト名」となります。
この記事で言えば「All in one seoが大幅アップデート!使い方や便利な機能をご紹介│オブたび!」となりますが、このタイトル表示を以下のように変更することが可能となります。
- コンテンツタイトルのみ
- 投稿日時を追加
- │(セパレーター)の追加
- その他
コンテンツタイトルに関してはぶっちゃけ特にいじる必要はないと思いますが、サイト名が長い場合はあえてサイト名を消してみても良いかもしれません。
また、記事をリライトした場合には投稿日時を追加してしまう方法もあるかと思います。
ちなみに、バックスペースで消すことができます。
meta descriptionの設定
コンテンツの説明を記述する部分であるメタディスクリプションですが、この部分は自分で書いている方もいれば、書いていない方もいるかもしれません。
この部分に関しては書かなくても検索された時にコンテンツ内のキーワードを拾って表示されるようになっています。
しかし、今回のアップデート後は自分で記述することも出ますし、コンテンツ記事をそのまま設定することもできます。
しかし、SEO上はそこまで重要ではないとされていますので、ここはお好きなように設定していけばよいのではないかと思います。
PC画面とモバイル画面の切り替え
タイトルやメタディスクリプションがPCとモバイル版でどのように見えるかの切り替えができる機能が追加されました。
ぶっちゃけ個人的には不要な機能です。
All in one seoのアップデートで分かりにくくなった部分はここ!
アップデートにより便利になった部分もあれば、逆にわかりにくくなった部分も当然あります。
ここではあくまでも私個人が使う機能の中で分かりにくくなった部分に関してご説明していきます。
No indexの設定
評価の低いコンテンツが大量にあることでSEO上不利になるため、No indexを設定して一旦インデックスされないように設定することもあると思います。
以前は投稿画面の下部で設定をすることができましたが、今回のアップデートではやはり分かりにくい部分に移動しておりました。
【No indexを設定する方法】
- 投稿画面の下部「ALOSEO Setting」
- Advancedタブ
- Robots Setting 「Use Default Settings」をオフ
- No indexにチェック
このような感じで若干の操作が必要になっているため、分かりにくいったらありゃしません。
英語表記で何が書いてあるかわからない
コンテンツ内でできていないSEO対策を教えてくれるのはありがたいことですが、この説明が英語で表記されるため何が書いてあるか分からない場合があります。
この場合は一度記事を保存し、その後に修正を加えることで日本語表記になるようです。
推奨される最小単語数を下回っている
SEO対策としてコンテンツの長さの中として「推奨される最小単語数」という項目がありますが、この部分に関しても謎の部分があります。
純粋にコンテンツ量が少ないのか?タイトルに含まれているキーワードがコンテンツ内に不足しているのか?
どちらかがいまいちわからない状態です。
事実、2000文字程度でも100点を取れているコンテンツもあれば、4000文字ほどでも90点以下のコンテンツも存在します。
ただし、先ほども申し上げたように、すべてをクリアしていなくても100点が取れるという謎もあります。
メタキーワードは必要なし
ツイッターなどで「メタキーワードはどこで設定するんだ?」という投稿を見かけますが、現在のSEOではメタキーワードは利用されていないため、この部分は気にする必要はありません。
実際に行うべきSEO対策としてメタキーワードの設定は出てきません。
どうしてもメタキーワードを設定したい方は以下の場所で設定が可能です。
- 投稿画面の下部「ALOSEO Setting」
- Advancedタブ
- Keywords
まとめ
All in one seoはワードプレスを使う際には必須のプラグインとなりますが、そのプラグインが大幅にアップデートされたため、使い方が分からなくなってしまった部分もありますが、便利になった機能もあります。
特にコンテンツのスコアを診断してくれるのはブログを書く上では1つの参考値になるため、ありがたい機能かと思います。
私自身もまだ全然使いこなしていない状態ではありますが、最低限の部分は理解できたかな?と感じております。
人によってはサイトに不具合が起きてしまっている方もいるようですが、おそらく他のプラグインの干渉ではないかと思いますので、干渉しているプラグインを調べてみましょう。