paypayの決済手数料が有料化になった場合にいくらぐらい負担しなければいけないのか?何%の決済手数料がとられるのか気になっている方へ。
この度、paypayから決済手数料の正式な発表がありました。
本記事ではpaypayの決済手数料が何%になったのか、入金手数料はどうなるのか、決済手数料が有料化になった場合に継続胃すべきかどうかなどについて解説していきます。
【ついに決定!】paypayの決済手数料が有料化で1.6~1.98%負担が必要に
paypayの魅力と言えば決済手数料、入金手数料が無料という事でした。
しかし、以前から有料化の話は出ていましたが、延長などもありこのままずっと無料のままなのでわ?と考えていた方もいらっしゃったかもしれません。
しかし、この度正式にpaypayから決済手数料に関して発表がありました。
paypayの決済手数料は最安値となる1.6~1.98%に決定しました。
有料プランを契約していれば決済手数料は1.6%
paypayは基本的には加盟店登録が無料で行えますが、実は月額1,980円の有料プランも用意されています。
この有料プランを利用している店舗、事業者の方もいらっしゃるかもしれませんが、有料プランの場合はクーポンを発行することができます。
そして、この有料プランを契約している店舗、事業者の場合は決済手数料が1.6%になります。
この1.6%は日本のキャッシュレス決済の手数料としては最安水準となり、他の決済方法と比較しても半額以下となります。
すでにpaypay以外のキャッシュレス決済を導入している方であればご存じかと思いますが、3~4%前後の手数料を取られていたことを考えるとこの安さが分かるかと思います。
本音を言えば取られたくはありませんが、こればかりは致し方ないかと思います。
決済システムのみ利用の事業者は1.98%
先ほどの有料プランを契約していない店舗、事業者の場合は決済手数料は1.98%となります。
おそらく、多くの方がこちらになるのではないかと思います。
私も有料プランを契約していないため、こちらになります。
1.6%の手数料と比較するとやや高くなってしまいますが、それでもクレジット決済のことを考えるとやはり安いことに変わりはありません。
この1.98%をどう考えるかになると思います。
入金手数料は現状維持の可能性が高い
paypayはpaypay銀行への入金であれば無料でしたが、他の銀行でも月末締めの月1回の入金であれば入金手数料が無料でした。
では今回の決済手数料の有料化に伴い、この入金手数料がどうなるのかというのも気になる部分かと思います。
しかし、今回の発表に伴い、入金手数料に関しては何も触れていないため、おそらく現状維持の可能性が高いのではないかと思います。
もし、変更になれば別途案内があるかと思います。
paypayの決済手数料有料化は2021年10月から開始
paypayの決済手数料の有料化は2021年10月から開始となります。
今まで何回か延長になっていましたが、さすがに今回は延長はないでしょう。
paypayの決済手数料有料化になってもキャッシュレス決済を継続すべきか?
paypayを導入した理由は決済手数料、入金手数料が無料だから!
このような理由で導入した事業者としては今回の有料化に伴い、継続すべきか悩むところかと思います。
私も個人事業主であるため、私自身の考えをお話していきます。
既存顧客のことを考えれば継続すべき
まず顧客のことを考えるのであればpaypayが決済手数料有料化になっても継続すべきかと思います。
私のお客さんの中には基本的には現金で支払うが、キャッシュバックキャンペーン期間はpaypayを利用される方もいらっしゃいます。
こういった方もいらっしゃるため、継続はしておくのが無難ではないかと思います。
また、利用できなくなることによる「顧客離れ」も実際に起きるかもしれません。
中には新型コロナの感染を恐れてできるだけ現金に触れないようにするためにpaypayを利用している方もいらっしゃいます。
このような方々のためにも1.6~1.98%の手数料は負担しましょう。
決済手数料有料化に伴いある程度の事業者は撤退すると予想
決済手数料有料化に伴い、ある程度の事業者は撤退すると予想しております。
これはやはり、手数料が無料だから始めた。
でも有料になるのならやらない!
このような考え方をお持ちの方は加盟店を辞めることでしょう。
特に飲食店や小売業などではコロナの影響で売り上げが厳しいお店もあると思いますが、こういったお店では手数料すら惜しいというのが本音かと思います。
この考え方が悪いわけではありません。
私は客単価が4,300円前後であるため、無料の方がありがたいことは間違いありませんが、1.98%を取られたとしても微々たるものです。
しかし、客単価が低い場合はやはりこの手数料分も痛い出費になってしまうかと思います。
継続するかどうかはそれぞれの店舗の事情を考えて判断するしかないかと思います。
キャッシュレス決済をpaypay一本に絞るのもアリ
キャッシュレス決済を思い切ってpaypay一本に絞るのもアリではないかと思います。
現在、キャッシュレス決済が乱立している日本ですが、これに伴い店舗でもあらゆる支払いに対応している店舗もあります。
その中でもpaypayは人気のある支払い方法であるため、最も決済手数料が安いpaypayに絞ってしまうという選択もあるのではないかと思います。
キャッシュレス決済を利用する方は特典が欲しいから利用しているわけです。
- ポイントが貯まる
- マイルが貯まる
- キャッシュバックがある
このような特典が欲しくて利用している方が多いため、paypayだけにしても特に問題はないかと思います。
というのもpaypayの支払い方法は以下の3つになります。
- クレジットカードとの紐づけ
- 口座との紐付け
- 現金チャージ
キャッシュレス決済で最も利用されるのが、クレジットカードになりますが、paypayでの支払いでもクレジットカードと紐付ければ問題なくポイントを貯めることができます。
JCBカードではYahoo!が発行しているカードでなければ利用できませんが、複数枚利用している方がほとんどのため、この問題もクリアできるのではないかと思います。
ちなみに私はクレジット決済はSquare決済を利用しているため、3.25~3.95%の手数料を払っています。
まとめ
数年にわたり手数料が無料で利用できたpaypayですが、ついに有料化に踏み切りました。
しかし、paypay側も加盟店のことを考えて1.6~1.98%という日本のキャッシュレス業界では最安水準にしてくれました。
今まで無料だったため、手数料がとられるのは確かに嫌だな・・・という感情にはなります。
しかし、辞めてしまうことで起きるデメリットもあることは間違いありません。
私はとりあえずは今後もpaypayは利用し続けますが、皆さんがどうされるかはよく考えてみてください。