今の時代はオンラインで簡単に外国語を勉強することができたり、アプリを使って外国語の勉強ができる時代になっています。
外国語を勉強するアプリもたくさんあるためどれがおすすめなのか分からなかったり、迷ってしまいますが、英語と中国語を勉強している私は「HiNative」というアプリをおすすめします。
本記事ではHiNativeの基本的な使い方だけではなく、できる事とできない事について解説していきます。
【HiNativeの使い方】外国語を勉強するなら抑えておきたい神アプリ
HiNativeというアプリは外国語を勉強している方にとっては非常におすすめできるアプリになり、一部の機能は有料となりますが、基本的に無料で利用することができます。
私個人としては神アプリではないかと思います。
110以上の言語から自分が学びたい言語を選択
HiNativeは110以上の言語を学ぶことができるアプリになります。
そのため、会員登録後にすることは以下。
- ユーザー名を決める
- 母国語を選択
- 「興味のある言語」で自分が学びたい言語を選択
- 学びたい言語の現時点でのレベルを4段階で評価する
あとはプロフィールとして自己紹介欄もありますが、この部分は書きたいのであれば書けばOKかと思います。
登録後は分からないことを質問するだけでOK
登録が完了したら、あとは勉強している中で分からないことをどんどん質問していきましょう。
無料プランでも以下のことが質問することができます。
- なんて言うの?
- 意味を教えてください
- どう違うの?
- 例文を教えてください
- 発音チェック
- etc・・・
この中でも特に使用頻度が多いのは「なんて言うの?」や「意味を教えて」、「どう違うの?」ではないかと思います。
自分が質問したい内容の文章を日本語で入力すれば、質問した言語のネイティブの方、または質問した言語をしゃべれる日本人の方が回答をくれます。
【例】
- 質問:「氷なしはできますか? は 中国語 (簡体字) で何と言いますか?」
- 回答:可以不加冰吗
普段はなかなか質問しづらいような簡単なことであっても気軽に質問することができますし、何よりも無料で色々と質問することができるため、どんどん質問していきましょう。
私は海外旅行の時に使うであろう文章を主に勉強しています。
作った文章を添削してほしい場合は有料プランになる
外国語学習者にとって一番の問題点となるのが、文章を作ることが難しいという部分です。
そのため、自分が作った文章が正しい文法になっているかどうかが非常に気になると思います。
そこで、このアプリでは「この表現は自然ですか?」という質問が非常に役に立ちます。
この質問は自分が作った文章が正しい文法が使えているかどうかをネイティブの方々がチェックして、添削してくれます。
- 自然
- 大体あってるけど少し不自然
- 不自然
- 意味が通じない
この4段階で評価をしてくれたのちに、自分が作った文章の間違っている部分を添削して、正しい文章を教えてくれます。
そのため、外国語を勉強する上ではかなり使えますが、以前はスマホアプリからは有料、パソコンからは無料でしたが、現在は完全に有料となってしまいました。
もし、この機能を使いたい方は有料プランを選択しましょう。
文法の勉強を中心に利用する
HiNativeの使い方は主に文法の使い方の勉強に役に立ちます。
外国語を勉強する時に色々な本を買って勉強しますが、教科書的な文法や単語の使い方は勉強できますが、リアルな日常会話では使わないよな単語や文法がのっていることも少なくありません。
しかし、このアプリを使えば自然な表現を学ぶことができます。
そうすることで、自分にとって必要な文法や単語が分かってきます。
【裏技紹介】有料の添削機能を無料で行う方法
先ほど紹介しましたが、自分が作った文章が正しいかどうかをチェックしてもらい、間違っている部分を添削してもらう「この表現は自然ですか?」という質問を利用する場合は有料プランとなります。
しかし、この質問を無料で行う裏技をご紹介します。
【裏技の方法】
- まずは自分で文章を作る
- 無料でも利用できる「なんて言うの?」で日本語で質問をする
- 回答をくれた文章と自分が作った文章を比較し、自分で添削する
この方法を使えば「この表現は自然ですか?」と同じように文章の添削が可能となります。
違いは自分で添削するか、ネイティブの方が添削するかだけです。
若干の面倒くささはあるかもしれませんが、この方法で行えば無料で文章作成力を上げることができます。
HiNativeで「できること」と「できないこと」
HiNativeは語学学習者には非常に便利なアプリですが、万能とは言えず、できることもあれば、できないこともあります。
HiNativeでできることは文法と発音のチェックが基本
このアプリでできることは主にこの2つになります。
- 文法の使い方
- 発音チェック
外国語と日本語は文法に違いがありますし、外国語の発音も日本人は非常に苦手になります。
そのため、文法の使い方を覚えるためにはどんどん質問をし、間違っていたとしてもどんどん文章を作って使い方を覚えていく必要があります。
発音に関しては単語、または作った文章を読み上げて発音のチェックをしてもらうことができます。
発音をうまくしたい方はこの機能もしっかりと使っていきましょう。
【Give&Take】日本語を教えてあげることもできる
HiNativeを利用して外国語を勉強しているのは日本人だけではありません。
当然、日本語を勉強したい外国人の方々も利用しています。
そのため、Give&Takeということで我々、日本人が外国人に日本語を教えてあげることもできます。
中にはどうやって教えたらいいか分からない質問もあったりしますが、間違ったことを教えるわけにはいかないため、自分が答えられる質問に対しては積極的に教えてあげるよにしましょう。
HiNativeだけで外国語が話せるようになるのは難しい
HiNativeを使って勉強していれば会話ができるようになるかと言えば、それは大きな間違いになります。
机上の勉強だけで外国語が話せるようになるのであれば、日本人も相当数が英語で困ることはないでしょう。
外国語を使って会話ができるようになるためには「インプット」だけではなく「アウトプット」、つまり実際に会話をする必要があります。
このアプリでできることは先ほどもご紹介した通り、文法の使い方の勉強と発音のチェックになります。
そのため、このアプリを使っているだけでは会話力は向上しないため、別途オンラインで会話の勉強をするなり、スクールに通い会話の練習をする必要があります。
ヒアリング力を伸ばすことはできない
HiNativeではヒアリング力を伸ばすことはできません。
こちらはそもそもヒアリングを勉強するためのアプリではなく、文章を作るための文法の使い方や発音のチェックのためのアプリになります。
そのため、会話をする際に必要なヒアリングもオンライン、スクール、またはYouTubeなどでヒアリングは別途勉強する必要があります。
まとめ
できる事とできない事はありますが、私個人としてはHiNativeは外国語を勉強している方にとってはまさに神アプリではないかと思っています。
日本人は間違えることを恐れてしまいますが、アプリで顔も見えない状態のため、間違えたってなにも恥じることはありません。
特に日本語と外国語では文法に大きな違いがあるため、非常に文章を作るのが苦手だったりします。
しかし、このアプリを使えば正しい文章だけではなく、教科書では学べない日常的に使われている表現を学ぶことができます。
無料でここまでできるため、外国語を勉強している方にとってはまさに神アプリとなるため、しっかりと活用しましょう。