海外旅行の時の入国審査で何を聞かれるのか知りたい方へ。
海外旅行の時の最初の難関ともいえるのが入国審査になりますが、海外旅行に慣れていればどうってことはありませんが、初めての方ともなるとやはりめちゃくちゃ緊張してしまいます。
また、海外旅行が初めてであっても英語が話せれば問題ありませんが、日本人はとにかく英語が苦手な人が多くいます。
そこで、今回は入国審査の時にどのようなことを聞かれるのか?どうすればスムーズに入国審査が終わるのか?などについて海外一人旅が趣味の私がお話していきます。
入国審査で聞かれることは単純なこと!英語ができなくても怖がる必要なし!
海外に行った時に避けては通れないの入国審査ですが、英語が苦手な日本人には少しハードルが高くなりがちです。
しかし、実際に聞かれる内容はそれほど難しい内容ではないため、英語が苦手でもそこまで怖がる必要はありません。
実際に入国審査で聞かれること
早速ですが、実際に入国審査で聞かれる内容をご紹介していきます。
- 何回目の入国か?
- 何の目的できたのか?
- 宿泊先はどこか?
- 何日間滞在するのか?
最低でもこの4つに関しては聞かれると考えてもらった方がよいと思います。
場合によってはこういったことも聞かれる可能性もあります。
- 現金はいくら持っているか?
- 帰りのチケットは持っているのか?
- 同伴者はいるか?
国や入国審査官によってはこういった内容も聞かれることがあります。
では実際に英語ではどのように聞かれるのか?
- How many times have you visit this country? → この国に来るのは何回目ですか?
- What is the purpose of your visit? → 滞在する目的はなんですか?
- Where are you going to stay? → どこに泊まる予定ですか?
- How long are you going to stay? → どのくらいの期間滞在する予定ですか?
- Do you have a return ticket? → 帰りのチケットはありますか?
- How much cash do you have? → 現金はいくら持ってますか?
- Are you traveling alone? → 一人旅ですか?
- Are you traveling with your friends? → 友達と旅行ですか?
英語ではこのように聞かれることになりますが、審査官によっては聞き方が変わることもあります。
こればかりは日本人が日本人に尋ねる時でも人によって言い方が変わるので致し方ない部分ではあります。
入国審査官の英語が聞き取れない場合
日本人は英語が喋れないし、聞きとるのも非常に苦手です。
そのため、入国審査官が何を言っているのか聞き取れないということもかなり多いと思います。
そんな時はすべての英語を聞き取ろうとするのではなく、ポイントとなる単語を聞き取るようにしましょう。
- How many time~:何回ですか?
- What is the purpose~:あなたの目的は?
- Where are you~:どこに?
- How long~:どのくらいの期間?
- Do you have~:持っていますか?
- How much~:いくら?
このように疑問文にはそれぞれポイントになる単語や文法があるため、この部分を聞き取れれば何を聞かれているのかが予想できるかと思います。
また、審査官によってはより簡単な言い回しに変更してくれることもあります。
しかし、ここで焦って変な回答をしてしまうと審査官をイラつかせる結果になったり、最悪別室送りになります。
入国審査官は自国に入国する人が、どんな理由でこの国に来て、どこにどのくらいの期間滞在するのか?を確認したいだけです。
あせらず丁寧に答えるようにしましょう。
入国審査をスムーズに終わらせるためのポイント
入国審査をスムーズに終わらせるためにはポイントがあります。
このポイントというのがこの2点になります。
- 嘘をつかないこと
- 事前に回答を準備しておくこと
この2点を抑えておけば比較的スムーズに入国審査を終わらせることができます。
まず、仕事なのに観光などと嘘をつくというのはもはや問答無用ですね。
そして、最も重要なのが事前に回答を準備しておくということです。
もしホテルの名前などを聞かれてもいいように、ホテルの予約確認書の英文バージョンをプリントアウトしておき、必要であればこの予約確認書を審査官に渡せば問題ありません。
また、友人の家に泊まるのであれば、その友人の家の住所なども事前に教えてもらっておくようにしましょう。
しかし、昨今の日本人は一部の若い女性の海外での売春問題もあり入国審査が厳しくなりがちです。
若い女性の方は質問内容が厳しくなる可能性があるというのは覚えておきましょう。
英語ができなくても文章で答える必要はなし
入国審査の時は英語ができなくても文章で答える必要は基本的にはありません。
多くの日本人は英語が喋れないというのは知られている事実でもあるので、必要な単語だけは押さえておきましょう。
- どんな目的できたのか?:観光(サイトシーン)
- この国に来るのは何回目ですか?:初めて(ファーストタイム)、2回目(セカンドタイムズ)
- どこに泊まる予定か?:ホテルの予約確認書を見せてしまう
- どのくらいの期間滞在するのか?:3日間(スリーデイズ)、1週間(ワンウィーク)
それぞれ、回答の内容は変わってくるため、必要な英単語は事前に調べてメモしておきましょう。
入国審査はアジア圏なら日本人はほとんど何も聞かれない
海外旅行の時に必ずあるのが入国審査ですが、アジア圏(東アジア、東南アジア)では日本人はほぼ何も聞かれることなく、入国できてしまいます。
日本人は信頼されている
日本人がアジア圏では何も聞かれることなく入国できる理由としては「信頼」ではないかと思います。
他の国と比較すると日本人は非常にまじめな国民性という認識があり、入国後に問題を起こす人が少ないと考えられています。
また、犯罪発生率でも世界の国と比較すればかなり低いことも関係しています。
事実、日本のパスポートは世界最強と言え、海外旅行の時はパスポートさえあれば入国できる国の数が世界1となっています。
国によってはパスポート以外にも入国許可証の役割となるビザが必要になります。
このビザの申請が通らなければ入国することができないため、やや面倒ですが、日本人はこのビザが免除になっている国の数が世界1位になります。
それだけ、日本人は信頼されているということになるため、羽目を外さないようにしましょう。
アジア圏の国では入国審査で1度も質問をされたことなし
実際に私はアジアの国に一人旅で行きますし、初めての海外旅行も一人で行きました。
やはり、入国審査でどんなことを聞かれるのかとドキドキしていましたが、何も聞かれることなく入国できてしまったので、逆にびっくりししました。
その後も、色々な国に行きましたが、一度も質問をされたことがありません。
流れとしては以下のようになります。
- パスポートと入国カードを渡す
- パスポートの写真と同一人物か目視で確認する
- 指紋を登録で終了
リアルにアジア圏では日本人はの入国審査は非常に早いです。
そのため、アジアの国はこういった部分でも海外旅行や海外ひとり旅初心者の方には非常におすすめできます。
帰国時の日本への入国時は特に何も聞かれない
渡航先の国への入国だけではなく、帰国時にも日本に入国することになります。
しかし、日本へ帰ってきた時は特に何も聞かれることはありません。
また、空港によっては日本人が日本に入国する際は自動化ゲートが利用できるため、パスポートをかざして、顔認証をするだけで入国審査が終わります。
聞かれるとしたら、入国後の税関になります。
出国審査の時は基本的に何も聞かれない
海外旅行へ行く時は入国審査だけではなく、日本から出国する際と渡航先の国での出国審査があります。
しかし、出国審査に関してはどちらも基本的には何も聞かれることはありません。
特に日本を出国する際は空港によっては自動化ゲートになっているため、パスポートをかざして顔認証をするだけで出国審査は終わりです。
時間がかかる入国審査を早く終わらせる方法
入国審査は時間帯にもよりますが、入国者が多ければ長蛇の列ができてしまい、必然的に時間がかかってしまいます。
しかし、そんな中でも少しでも早く終わらせる方法をご紹介します。
その方法は以下の3つになります。
- 日本人がたくさん並んでいる列に並ぶ
- 帰国者用の入国審査を行う列の隣に並ぶ
- 入国カードをしっかりと書いておく
日本人がたくさん並んでいる列に並ぶ
日本人がたくさん並んでいる列に並ぶと非常に早く終わることができます。
先ほどからお話しておりますが、日本人は非常に信頼されているため、国によっては特に質問されることなく入国審査が終わってしまいます。
そのため、日本人がたくさん並んでいる列に並ぶことで、早く入国することができます。
実際に私も経験がありますが、外国人がたくさん並んでいる列と日本人がたくさん並んでいる列の入国審査のスピードを見比べてみると圧倒的に後者の方が早く進んでいました。
そのため、日本人に人気の国に行く場合は必ず日本人がたくさん並んでいる列に並ぶようにしましょう。
帰国者用の入国審査を行う列の隣に並ぶ
もう1つの方右方は帰国者用の列の隣の列に並ぶ方法です。
入国するのは旅行者だけではなく、帰国者もいます。
しかし、その旅行者と入国者を比較すると基本的には旅行者の方が多く、帰国者の方が少なくなります。
また、入国審査は旅行者と帰国者で分かれて行うため、必然的に帰国者の列の方が早く終わります。
そこで、帰国者の入国審査の列の隣の列に並んでいると、帰国者用の入国審査官が入国審査をしてくれることがあります。
絶対にやってくれるとは断言できませんが、やってくれたらラッキーと思いましょう。
入国カードをしっかりと書いておく
入国カードはしっかりと書いておきましょう。
入国カードに不備があると、もれなく質問される可能性が高くなります。
また、最悪、別室に連れていかれる可能性もあるため、入国カードはしっかりと書いておきましょう。
また、国によっては事前にオンライン申請することができます。
オンライン申請ができれば入国審査官に「オンライン」と言えば、質問がなければパスポートを見せて指紋認証で終了となります。
私は台湾に行く時は毎回、自宅のパソコンからオンライン申請をしております。
そのため、入国審査は30秒ほどで終わります。
入国審査で聞かれることのまとめ
入国審査で聞かれることはそれほど難しいことではありません。
あくまでも時刻に入国する人がどんな人で、どんな目的で、どこに何日ほど滞在するのか?を事前に確認するための質問になります。
しかし、英語が話せないとなると不安になるのは致し方ない部分もあります。
そのため、まずは海外旅行初心者の方はアジアの国を旅することをおすすめします。
日本人はアジアの国ではほぼ質問されることはありません。
まずは海外に行くことになれるためにもアジアの国を旅してみましょう。