海外ひとり旅に行きたいけど英語が話せないから最初の一歩が踏み出せない、どの程度の英語ができる必要があるのかがわからないと悩んでいませんか?
実は海外旅行で必要とされる英語力は中学で勉強するレベルで十分通用します。
今回は海外一人旅は英語が話せなくても中学レベルの英語力でも楽しめる理由や英語ができない時の対処法について解説していきます。
【中学レベルでOK】海外ひとり旅は英語が話せなくても楽しめます
海外ひとり旅に行きたいけど英語が話せないからなかなか最初の一歩が踏み出せない方は多いと思います。
しかし、英検3級の私が初めての海外ひとり旅に行った時は英語はほとんど話せませんでしたが、何も問題はなかったです。
ただ、「英語が話せた方が絶対に楽しいだろうな!」と思ったため、1週間後にはオンライン英会話をはじめましたが、「単語を知らないだけで、中学レベルの文法で大丈夫じゃん!」と感じました。
これは自分の中でも意外な発見でした。
ひとり旅の時の英語力が中学レベルで大丈夫と聞くとかなりハードルは下がるのではないでしょうか?
中学で習った文法や英語を話す上での大切なことについては以下になります。
- 意外と使える中学で習った簡単な文法
- 自分の意志が伝わればOK
- 完璧にしゃべれなくても問題なし
- ぶっちゃけ英語をしゃべる機会は少ない
意外と使える中学で習った文法
- I’m going to ~
- I want to
- Can I ~
- Could you ~
- I’m looking for ~
- Where is ~
- I don’t know how to ~
この文法に見覚えがあると思います。
この文法に必要な単語を入れてしまえば文章は完成してしまうため、中学レベルでも十分通用するということが分かっていただけるかと思います。
具体的な使い方は次でご紹介します。
自分の意志が伝わればOK
英語だけの話ではありませんが、旅行者が現地の言葉を話す時に必要なレベルは自分の意志を伝える程度で大丈夫です。
先程ご紹介した文法がまさに自分の意志を伝えるための文法です。
I’m going to go to shopping.
買い物をする予定です。
I want to work out at the gym.Can I use the gym for free?
ジムで筋トレしたいんですが、無料で使えますか?
I’m looking for this shop.
このお店を探しています
Where is the smoking area?
喫煙所はどこですか?
Could you keep my baggage?
荷物を預かってもらえますか?
I don’t know how to use this ticket machine.
この券売機の使い方がわかりません
実際に使う可能性がある文章ですが、それほど難しい文章ではないと思います。
あとは自分が使う可能性がある単語を覚えておけば、この文章で使っている単語と入れ替えるだけで自分の意志が伝わります。
完璧に話せなくても問題なし
日本人は失敗を恐れる人が多いですが、そもそも英語は母国語ではありませんし、英語教育にも問題があるためしゃべることができません。
では、日本語が話せる外国人はどうでしょうか?
片言の日本語でも何とか伝えようとしてくれるため、多少の文法やイントネーションがおかしくても何を言っているか分かりますし、聞き取ろうとしますよね?
私達が海外に行った時も同じことが言えます。
私も帰りの飛行機が朝早かったので、ホテルでタクシーを何時に予約したらいいかを英語で聴きましたが、ちゃんと理解してもらえました。
何度も言いますが、大事なのはつたない英語でも自分の意志を伝えることです。
失敗を恐れずに話してみましょう。
もし、少しでも英語を話せるようになりたい、トラベル英会話だけでも勉強したい方はこちらの記事を参照ください。
DMM英会話の効果的な使い方【好きなジャンルを勉強すると効果あり】
ぶっちゃけそんなに英語をしゃべる機会はない
私が海外に行く時は一人で行きますが、ぶっちゃけ英語を喋る機会は少ないと思います。
英語は世界共通語という認識がありますが、そもそも英語が通じない国もたくさんあります。
英語を話せない場合の対処法【便利なサイトも教えます】
英語が話せない時の対処法としてはこの3つを抑えておけばそれほど困ることはないと思います。
- 「Hi native」を使って事前に文章を用意しておく
- トラベル英会話で必要な単語を覚えておく
- 通訳アプリを使う
Hi nativeを使って事前に文章を用意しておく
多くの方が英語に自身がないと思いますので、おすすめのサイトをご紹介します。
このサイトの凄いところは外国語を勉強している人たちが利用しており、「〜は英語ではなんて言いますか?」という質問を日本語で投げかけると、英語が喋れる外国人たちがリアルな英語を教えてくれます。
無料で使えるため、事前に文章を用意するには非常におすすめです。
こちらを使えば、海外で英語が必要な場面はある程度決まっているため、事前に必要な文章を準備をしておくことで対処することができます。
【英語が必要な場面】
- 空港の入国審査※国によっては会話不要
- ホテルのチェックインとチェックアウト
- 買い物
- 飲食店
主に海外旅行の時に英語が必要になる場面はこの4箇所になりますが、空港の入国審査に関しては国によっては日本人は何も質問されないこともあります。
日本人がそれだけ信用されているということです。
【各場面で聞きたいこと】
- チェックイン時間よりも早くホテルに着いてしまった時
- 飲食でおすすめを聞きたい時
- 買い物中に欲しい商品が見つからない時
こちらの質問は一例になりますが、自分が聞きたいことを考えて起き、発音に自身がなければ最悪、文章を見せてしまえば確実に通じます。
トラベル英会話で必要な単語や文章を覚えておく
自分の言いたいことは先程のサイトで質問すればどのように言えばいいかがわかりますが、問題はヒアリング、つまり相手が何を言っているかが分からなければいけません。
そのため、トラベル英会話で必要な単語や文章を覚えておきましょう。
特に空港が一番苦戦する可能性が高いため空港でこれは覚えておくべき単語や文章をご紹介します。
【Purpose=目的】
what is purpose of your visit?(あなたの訪問の理由は?)
【How long time=どのくらいの期間】
※How long time will you stay?(どのくらいの期間滞在しますか?)
【Can you show me=見せてもらえますか?】
※Can you show me your passport?(パスポートを見せてもらえますか?)
【Have you ever=したことがあるか?※経験についての質問】
※Have you ever came to this country?(この国に来たことがありますか?)
【How many times=何回】
※How many times have you been(visited) this country?(この国に来るのは何回目ですか?)
空港ではこのようなことを聞かれることが多いですが、言い方は色々あるため一例として覚えておきましょう。
また、この質問に対してどのように答えたらいいかわからない場合は先程のサイトで聞いておけば大丈夫です。
【その他】
restroom=トイレ※toiletは通じないことがあるため、restroomで覚えておく方がベターです。
※Where is restroom?(トイレはどこですか?)
通訳アプリを使う
一番簡単な方法がスマホのGoogle翻訳を使うことです。
英語の翻訳は比較的制度が高いほうなので、困った時は翻訳アプリでなんとかなる可能性が高くなります。
翻訳アプリは自分がしゃべる時以外にも、相手が何を言っているかがわからない時にも使うことができます。
また、意外と使えるのがiphoneの「Siri」です。
Siriに「~を英語で言って」というと言いたいことを英語にしてくれます。
【おすすめは台湾】英語が話せなくても海外ひとり旅がしやすい国
英語が話せないから海外ひとり旅に興味があってもいけないという方は台湾から始めることをおすすめします。
台湾がおすすめの理由は以下になります。
- 漢字文化がある
- 日本語を話せる人が結構いる
まとめ
海外ひとり旅の時に必要な英語力はそれほど高いレベルは求められることはなく、中学レベルの英語力で十分通用します。
また、文法と単語なら圧倒的に単語の方が重要です。
自分に必要な単語、知らない単語が何かを考え、ある程度は覚えておくことで応用することができるようになります。
また、ご紹介したHi nativeは本当に使えるため、一度試しに使ってみてください。