アユタヤ遺跡に電車で行きたいと考えている方へ。
行き方は色々ありますが、最も安く行ける方法が電車で行く方法になります。
ローカル電車での旅はハードルが高そうというイメージがありますが、乗り継ぎなしで行けるため非常に簡単です。
本記事では実際に電車を利用してアユタヤ遺跡に行った私がバンコクからアユタヤまでの行き方に加えて、アユタヤ駅から遺跡までの行き方、さらには電車で行く際の注意点や観光する際の注意点などについてお話していきます。
バンコクからアユタヤへの電車での行き方は超簡単!ローカル鉄道旅を楽しもう!
タイ旅行に行った際に行っておきたい人気観光スポットであるアユタヤ遺跡への電車での行き方を解説していきます。
フアランポーン駅から国鉄に乗る
まずはタイ国鉄に乗る必要があるため、始発駅となるフアランポーン駅に行く必要があります。
フアランポーン駅はMRTのフアランポーン駅と直結しているため、MRTを利用することをお勧めいたします。
駅に到着したら、入り口左側にチケット売り場があるため、こちらで切符を購入しましょう。
切符を買う時にパスポートを提示する必要があるため、忘れずに持っていくようにしましょう。
また、切符を買う時はタイ語か英語で伝える必要があります。
しかし、非常に簡単な英語でOKなため、覚えておきましょう。
アユタヤ行きの切符を買う時の英語は「To Ayutaya station」。
これだけで十分なため、難しいことはないと思います。
切符の見方と電車の乗り方
タイ国鉄の切符はペラペラの紙になります。
また、切符には以下の情報が記載されています。
- 乗車日時
- 電車の種類
- 始発駅
- 到着駅
- 出発時刻
- 到着時刻
- 座席
- 運賃
実際の切符がこちらになります
乗車する際も改札というものはなく、ホームに直接行き、電車に乗っていると車掌さんが回ってくるため、この時に切符を渡すことで切符を切ってくれます。
アユタヤ遺跡行きの電車の時刻表の調べ方
アユタヤ行きの電車の時刻表の調べ方ですが、こちらはGoogleマップを利用して調べることができます。
- スマホでGoogleマップを開く
- フアランポーン駅を検索
- 「経路」を選択
- 目的地をアユタヤ駅に設定
- 出発日時を選択する
※バンスー駅から行く場合も同様です。
この方法でアユタヤ行きの電車を調べることができます。
また、電車の時刻と一緒に料金も表示されます。
問題はGoogleマップで表示される電車の時間が正しいかどうかですが、私が利用した時は電車の時間はあっていましたが、念のため参考程度の時間と考えておきましょう。
また、料金は少しだけ違っていましたが、微々たるものなのであまり気にする必要はないかと思います。
電車での移動時間はだいたい1時間半~2時間ほどになります。
アユタヤ駅に着いたら選択肢は3つ
電車に揺られること1時間半~2時間ほどでアユタヤ駅に到着します。
そして、アユタヤ駅から移籍に行くための方法は大きく分けて3つの選択肢があります。
- レンタル自転車
- レンタルバイク
- トゥクトゥクをチャーター
まず、駅から出ると現地の人達がめちゃくちゃ声をかけてきますが、この方たちがトゥクトゥクの運転手たちになります。
1番スムーズにアユタヤ遺跡を回る方法で、なおかつ時間をお金で買うのであればトゥクトゥクをチャーターする方法をお勧めいたします。
トゥクトゥクをチャーターする場合は時間にもよりますが、500~1,000バーツほどになりますが、ここは交渉次第となります。
バイクの国際免許を持っているのであれば、レンタルバイクもおすすめと言えます。
レンタルバイクは1日200バーツほどが相場となります。
最も安く済む方法がレンタル自転車になり、1日50バーツで借りることができます。
自転車をレンタルするなら川を渡った先でレンタルすべし
アユタヤ遺跡に行くために一番安い方法がレンタルサイクルになりますが、少しだけ注意点があります。
アユタヤ駅から移籍に行くためには川を渡らなければいけません。
この川を渡る方法がトゥクトゥク、バイク、タクシー、ボート、自転車の5つの方法があります。
そして、レンタルサイクルのお店はアユタヤ駅の目の前の道路を渡った所にもありますが、ここでは借りないようにしましょう。
もし、この場所で借りてしまうと結構大変な道のりになりますし、もしくは無駄にお金を払う必要が出てきます。
川を渡るのも当然、有料になり、10バーツ必要となります。
しかし、自転車も一緒にボートに乗せるとなると追加で5バーツ必要になります。
そのため、レンタルサイクルの場合はお川を渡った所にあるレンタルサイクルショップで借りるようにしましょう。
アユタヤ遺跡を観光するために必要な時間
アユタヤ遺跡を観光するために必要な時間はどのくらい回りたいかにもより変わってきます。
ゆっくりと遺跡を見て回りたかったり、ゾウに乗って街中を回りたいという場合は5~6時間ほどと考えておきましょう。
有名な遺跡だけを見て回りたいという場合は3時間前後と考えておきましょう。
そのため、ゆっくり回りたい方は昼前にはアユタヤに到着できる時間に行くことをお勧めいたします。
アユタヤ遺跡に電車で行く時や観光する際の注意点
アユタヤに電車で行く時や観光する際の注意点がいくつかあるため、お話していきます。
タイの国鉄は時間通りに来ない
タイの国鉄は時間通りに来ないことが多い。
これはタイだけではなく、海外では有名な話になり、逆に外国人が日本に来ると電車の時間が正確なことに驚いていますね。
タイの電車も例外ではなく、まぁ時間通りに来ることの方が少ないのではないかと思います。
おい、タイ国鉄!
大概にしろ!!
40分遅れとかどういう事だ!!!
こっちは電車に遅れる可能性があるから昼飯我慢したんだぞ!
40分あったら余裕で食えたわ!!!#タイ旅行 #アユタヤ pic.twitter.com/74HQ8SJuBh— yishi_chuan (@yishi_chuan) August 6, 2022
実際に私がアユタヤに行く時は15分の遅延、帰りは40分の遅延を食らいました。
しかも、厄介なのが以下になります。
- なぜ遅れているのか分からない
- どのくらい遅れているのかもわからない
こうなってくると、もはや駅から離れることはできません。
もし、離れているタイミングで電車が来てしまったら乗り遅れることになります。
そのため、「電車は時間通りに来ないもの」と考えておきましょう。
ただし、時間通りに来ることもあるため、ちゃんと予定時間までには駅にいることをお勧めいたします。
電車は基本的にはエアコンは付いてない
電車は基本的にはエアコンは付いていません。
あくまでも基本的にはです。
タイの国鉄には1等席や2等席といった料金の高い席がありますが、こういった席の車両であればエアコンは付いています。
しかし、多くの旅行者が利用する安い席にはエアコンが付いていない代わりに、扇風機が付いているため、こちらでしのぐ必要があります。
また、当日にエアコンが付いた席の切符を買うことはほぼ不可能とお考え下さい。
もし、エアコン付きの車両に乗りたい場合は遅くとも数日前~前日までには予約をする必要があります。
アユタヤ駅含めてトイレは有料
日本と違い海外で困ることの1つがトイレ問題です。
アユタヤ観光の時にもこの問題はやはりついて回ります。
結論から言いますと、アユタヤ駅も含めてトイレは有料となります。
有料と言っても10バーツもかからないため、ちゃんと支払ってトイレを利用するようにしましょう。
また、電車に関してはトイレは無料で利用できるため、アユタヤ駅に着く前に一度トイレに行っておくようにしましょう。
遺跡はほとんどの場所が有料です
アユタヤ遺跡は世界遺産のため、ほとんどの場所が有料となります。
金額もタイ人と外国人で異なっており、外国人は50バーツほど支払う必要があります。
そのため、見て回る遺跡が多ければそれだけお金もかかってしまうということは肝に銘じておきましょう。
アユタヤへの電車での行き方まとめ
アユタヤ遺跡はタイ旅行の際には外せない観光スポットになります。
行き方としては色々な選択肢がありますが、もっとも安く行くことができるのが電車で行く方法になります。
タイの国鉄は料金も非常に安いため、出費を極力抑えたい方にはおすすめの行き方になります。
また、現在はフアランポーン駅以外にも新たにバンスー駅からも行くことができ、さらに快速と特急が出ているため、ぶちゃけバンスー駅から行った方が良いと思います。
ただし、肝心の電車は時間通りに来ないことが多いという事だけは頭に入れておきましょう。