日本人だけではなく欧米諸国からも毎年多くの旅行者が訪れるタイ・バンコクですが、実際に治安ってどうなのか気になっている方も多いかと思います。
東南アジアだから何となく治安が悪いイメージを持たれている方も多いかもしれませんし、ネットで検索すると治安はあまり良くないという記事を見かけますが、実際にタイ・バンコクへ一人旅に行ったことがある私が感じた治安についてお話していきます。
【バンコクの治安は悪いの?】普通に旅行する分には問題ありません
タイ・バンコクは非常に人気の観光地ですが、治安に関しては普通に旅行する分には基本的には問題ありません。
特に首都バンコクには日本の会社もかなりあるため日本人の駐在員もバンコクだけでも30,000人ほど住んでいるため、日本人が生活する分にも問題ないほどです。
私が感じたバンコクの治安に関しては以下になります。
- バンコクの治安は日本は日本より少し悪いぐらい
- 治安が悪かったら観光超大国になっていない
- 女性一人でも基本的に問題ありません
- 備えあれば憂いないし「たびレジ」には登録しておきましょう
バンコクの治安は日本より少し悪いぐらい
首都バンコクの治安は私が旅行した限りでは日本と同じか少し悪いぐらいではないかと思います。
日本で普通に旅行する分には特にトラブルに巻き込まれることはありませんが、私自身も2泊4日で旅をしましたが、特にトラブルに合うことはなかったです。
ただし、夜に飲み歩く方はぼったくりなどには注意が必要です。
また、治安に関しては日本が良すぎるため、危機管理の意識が低くなっているためにスリにあったりするのだと思います。
つまり、ちゃんと意識していれば大丈夫です。
治安が悪かったら観光超大国にはなっていない
タイ・バンコクは世界的に見ても観光超大国ということはご存じでしょうか?
2019年の外国人訪問者数では香港に次ぐ第2位に入っており、2584万7800人の外国人がバンコクへ観光に来ています。※東京は19位
日本人だけ見てもタイには昨年180万人もの人が訪れています。
もし、治安が悪かったとしたらここまでの観光超大国にはなっていないはずです。
そのため、日本人も安心して観光することができる国になります。
また、バンコクにはバックパッカーの聖地として有名なカオサン通りという場所があり、ここには多くの外国人バックパッカーが集まっています。
女性一人でも基本的に問題ありません
海外ひとり旅に興味があるのは男性だけではなく、当然女性の中にもいると思います。
ではバンコクに女性が一人旅で行くのはどうかというと、こちらも基本的には問題ありません。
ただし、念のため気を付けた方がよいこともあります。
- 夜中に出歩かない
- 夜中にタクシーを利用しない
- 駅から近いホテルを利用する
この基本的な注意点を押さえておけば、女性のひとり旅であっても楽しい旅になるのではないかと思います。
備えあれば憂いないし「たびレジ」には登録しておきましょう
タイ・バンコクの治安は基本的には問題ありませんが、やはりそこは海外になるため何が起きるかはわかりません。
ひょっとすると突然テロが起きてしまうかもしれませんし、暴動が起きるかもしれません。
そのため、こういった情報をいち早く入手するためにも外務省が行っている「たびレジ」には登録しておくことをお勧めします。
こちらに登録をしていると滞在している国で何かあればメールで知らせてくれるため、危険地域を知ることができます。
また、旅行へ行く前にも何かあれば知らせてくれますので、念のため登録しておきましょう。
ちなみに私は登録してあります。
タイで気を付けなければいけないこと5選
いくら治安にそれほどの不安がないといってもやはり海外であることは変わりません。
ましてや日本人は外国人にとってはカモと思われている部分もあるため、気をつけておかなければいけないことはあります。
タイで気を付けなければいけないことは以下になります。
- タクシーやトゥクトゥク、バーでのぼったくり
- 日本語で話しかけてくる客引き
- 車やバイク【歩行者優先ではありません】
- 屋台で食べるの出れば食中毒
- 英語は基本通じません
タクシーやトゥクトゥクでのぼったくり
多くの方がバンコクへ行かれると思いますが、バンコク市内の移動方法には以下のような選択肢があります。
- BTS(高架鉄道)
- 地下鉄(MRT)
- 空港線と市内をつなぐエアポートレール
- タクシー
- バイクタクシー
- トゥクトゥク
上3つは電車になるためぼったくりなどはあり得ませんが、問題は下3つを利用する場合です。
タイに限ったことではありませんが、海外ではタクシーに乗る時はメーターを使わないことが多々あります。
日本では考えられないことですよね。
でも、これが海外なんです。
ではどのように料金が決まるのかというと、乗車する前に料金を言われますが、この時の金額がメーターを使用した時よりも高い金額を提示されます。
また、トゥクトゥクの場合はメーターはついていないため、基本的に相場が分からない外国人はぼったくられます。
特に客待ちをしているタクシーは要注意です。
ただし、ぶっちゃけ物価が安いのでぼったくられたとしても数百円になるため、楽に移動したい場合はあえて利用してもよいかもしれません。
もし、タクシーでぼったくられたくない場合は「Grab」というアプリを使えばまずぼったくりに合うことはありません。
【Grab】iphoneの方はこちらからダウンロードできます。
日本語で話しかけてくる客引き
日本語で話しかけてくる客引きにはついて行くのはやめましょう。
こちらはタイだけではなく、海外全般に言えることです。
特にお酒が好きな方は要注意で、こういった客引きについて行くことでぼったくりに合います。
車やバイク【歩行者優先ではありません】
日本では歩行者優先となっていますが、これは日本のルールです。
海外では基本的には歩行者優先という概念がなく、同等とみなされます。
そのため、道路を横断中であっても車やバイクは突っ込んでくることは日常茶判事と言えます。
また、横断歩道があるにもかかわらず信号がない大通りもあるため、こういった場所を横断する時には特に注意が必要です。
屋台で食べるの出れば食中毒
海外は日本ほど衛生環境が整っていないため、屋台で食べる場合は食中毒に注意が必要ですが、こればかりは注意のしようがありません。
食中毒に関してはある意味では運かもしれませんが、とりあえず生ものは避けるようにしましょう。
私個人としてはこういった屋台でこそ、その国の料理が食べれると思っているので東南アジアに行った時は基本的には屋台で食べるようにしています。
しかし、食中毒を避けたいという方は多少高くてもレストランやフードコートなどで食べるようにしましょう。
英語は基本通じません
タイは基本的には英語は通じません。
英語が確実に通じるのはホテルぐらいではないかと思います。
私が少し驚いたのが屋台でおばちゃんに「How much?」と聞いても「?」っというリアクションをされたことです。
ナイトマーケットや大きな商業施設に入っているお店であれば多少は喋れる方もいます。
もしトラブルにあった場合の対処法
海外でトラブルに合った場合は大ピンチに陥ることになりますが、冷静に対処できるようにトラブルに合った場合の対処法も押さえておきましょう。
大使館に行く
よほどのことがない限りお世話になることはありませんが、パスポートを盗まれたり、犯罪行為にあった場合はバンコクにある日本大使館に行きましょう。
現地の駐在員に助けを求める
バンコクには約30,000人の日本人駐在員がいるため、何か困ったことがあれば現地で生活している方に助けを求めるのも1つの方法ではないかと思います。
特にひとり旅でトラブルに合ってしまった場合は気が動転して冷静な判断ができないかもしれません。
そのため、同じ日本人に助けを求めるなりアドバイスをもらうようにしましょう。
まとめ
海外旅行で人気の国であるタイ・バンコクは世界的に見ても治安が良い国であることは間違いありません。
これは実際にひとり旅をした私が感じた印象でもあります。
気を付けるべきことさえ押さえておけば日本人にとっても非常に楽しい旅ができる国になるため、治安が気になってまだ行ったことがいない方は是非行ってみてください。
食べ物も日本人の口に合うものが多いと思います。