台湾旅行に行った時に行っておきたい観光地である九份に電車で行きたいけど行き方が分からなかったり、行けるかどうか不安になっていませんか?
結論から言わせていただくと、九份への行き方は電車であってもそれほど難しいことはありません。
私自身も初めての海外旅行が台湾ひとり旅でしたが、1人ですんなりと行くことができました。
本記事では台湾好きの私が台北駅から電車で九份への行き方に加えて、写真スポットへの行き方を解説していきます。
台湾の人気観光地「九份」!台北駅から電車での行き方解説 !おすすめは夕方発!
台北駅から台湾屈指の人気観光地・九份への電車を利用した行き方を解説していきます。
台北駅から電車(台灣高鐵)に乗ってまずは瑞芳駅(ルイファン)へ
まずは台北駅から台灣高鐵(台湾鉄道:TRA)という電車に乗って瑞芳(ルイファン)駅へ行く必要があります。
九分まで電車で直で行けるといいんですが、残念ながら今のところは直通の電車はありません。
おそらく初めての台湾旅行の方にとってはこの部分が少しハードルが高くなると感じるかもしれませんが、意外とそうでもありません。
台北駅に着いたら、まずは台灣高鐵(TRA)を目指して地下へ行ってください。
電車に乗る時は切符を買ってもいいですが、おすすめは台湾で主流の交通系電子マネーである「悠遊カード」を持っていれば日本で電車に乗る時と同じです。
瑞芳行きの電車の調べ方
瑞芳行きの電車は台北駅でも調べることができますが、今の時代はネットでも調べることが可能となっています。
まずはサイトにアクセスしたら、赤丸の部分をタップし、その後は画像のように選択してください。
出發站(出発駅)で臺北市、臺北を選択し確定。
トップページに戻るため、続いては抵達站(到着駅)で新北市、瑞芳を選択し確定。
トップページに戻り、続いて日時の選択をしますが、赤丸部分の1~6、最後の「日」ですが、この部分が曜日になります。
1:月曜日、2=火曜日、6=土曜日と中国語ではこのように曜日が表記されるため、覚えておきましょう。
今回は5月30日火曜日を選択し確定を押し、その後トップページにて希望の時間帯を選択します。
最後に查詢(お問い合わせ)ボタンを押す。
スマホでは少し見づらいため、パソコン画面にてご説明します。
九份へ行くのであれば夕方に行くのがおすすめとなるため、16:34、または17:24発の「區間車」に乗って行くことをおすすめいたします。※土日、平日関わらず同じ時間で出ております。
「自強」という電車もありますが、こちらは特急になるため料金が高くなりますが、到着時間に関しては数分しか変わたないため、區間車で十分です。
操作の仕方さえ覚えてしまえば、あらかじめ予定を組む必要はないため、行きたい時に行くことができるようになります。
瑞芳駅からはバスかタクシーを利用
瑞芳駅から九份へはバス、またはタクシーを利用することになりますが、安く行くのであればバス1択になります。
瑞芳駅に到着したら、そこからは人の流れについていけばばバス停に行くことができます。
というのも、この駅で降りるほとんどの人が九份へ行くことが目的の外国人旅行者と台湾の人達だからです。
一応、バス停までの行き方としては
ホームの階段を下ったら左へ行く※往九份、金瓜石と案内が出ています。
改札を出たら外に出てそのまま直進し、横断歩道を渡る。
横断歩道を渡ったら、左へ行き3分ほど歩き警察署を目指してください。
警察署の隣がバス停になります。
バス停に付いたら日本と同じようにバスの路線と停車駅が書いた案内板があるため、「九分老街」というバス停が書いてある路線のバスに乗ればOKで、色々な路線があります。
また、ここでも現地の人が「乗りな!」というジェスチャーで案内してくれたり、待っている人が大勢乗り込むバスに乗ってしまっても問題ありません。
降りるバス停は「九分老街」になりますが、ほとんどの方がここで降りるため、一緒に下りれば問題ありません。
台北駅から九份までの所要時間
台北駅から九份までの電車とバスで行く場合の所要時間はバスの待ち時間なども含めておよそ1時間半となります。
台北駅から瑞芳駅までは各駅停車の電車でおよそ50分前後。
瑞芳駅のバス停から九份老街までがおよそ15分となります。
台北から九份までの料金
台北駅から九份まで電車とバスで言った場合の料金はこちら
- 電車代:片道49元(約220円)
- バス代:片道15元(約68円)
片道300円弱で行けてしまうため、日本と比べると格安です。
そのため、安く行きたい方は電車とバスを利用することをおすすめします。
バスに乗る際も「悠遊カード」が利用できるため、しっかりとチャージしておきましょう。
帰りのバス停とタクシーはセブンイレブンから右手の上り坂の先にあり
帰りのバス停とタクシー乗り場はセブンイレブンを背中にして右手の上り坂を少し上った先の左側にあります。
帰りのバスも行きと同じく、路線とバス停が書かれた案内板があるため、瑞芳駅で止まるバスに乗り込めばOKとなります。
また、バス停とタクシー乗り場は隣り合っているため、客引きをしてくるタクシーの運転手もいます。
バスを待つのが面倒な方はバスよりも高くなってしまいますが、タクシーで瑞芳駅まで行ってしまっても良いかと思います。
ボッタクリが心配な方もいるかもしれませんが、九份–瑞芳のタクシー料金は新北市によって決められており、大体200元ほどになります。
心配であれば、事前にタクシーの運転手に「How much?」、または「多少钱?(ドゥオシャオチエン)」と確認しましょう。
意外と分かりにくい九份の写真スポットへの行き方
九分に付いたら絶対にみんなが撮りたい写真がありますが、この写真スポットが初めて行く方にとっては非常に分かりづらい場所になります。
そのため、写真スポットへの行き方もご説明してきます。
セブンイレブンの脇道から入り、まずは郵便局を目指すべし
まずは九份老街のバス停で降りたら、セブンイレブンの脇道から入っていきましょう。
しばらく道なりに進んでいくことになりますが、まずは郵便局が出てくるまでひたすら進んでください。
郵便局は1つしかないため、見落とすことはないはずです。
郵便局を通過したら、ここからが勝負になります。
お茶屋「軒茶香」を見逃すな!
郵便局を通過したら次の目印となるのが50メートルほど先にある「軒茶香」というお茶屋さんになります。
このお店の場所から直進と右に行ける脇道がありますが、ここで右に進んでください。
右に進むと下りの階段があるため、この階段を下った左手が多くの方がSNSにアップしている千と千尋の神隠しのモデルになったと言われている「阿妹茶樓(あめちゃろう)」の写真スポットになります。
この場所も多くの人が写真を撮影しているため、ここまで行ければ分かると思います。
入り口からですと10分ほど歩くことになります。
まとめ
九份は初めての台湾旅行では必ず行ってみたい場所ですし、私自身も一度は行ってほしい観光地になります。
ツアーで行っていれば何も考えず勝手に連れて行ってもらえますが、ツアーでもフリープランであったり、完全に個人手配での台湾旅行の場合は自力で行く必要があります。
自力で電車とバスを乗り継いでいくのは難しいと感じるかもしれませんが、行ってみると意外と簡単です。
実際に私自身も人生で初の海外旅行が、台湾のひとり旅でしたが、自分で調べて電車とバスで行くことができました。
そのため、安く行きたい方や旅している感を味わいたい方は是非とも電車とバスを乗り継いで九份まで行ってみてください!