日本でも買い物をする時は現金はだけど、海外旅行の時にクレジットカードって持っていった方が良いのかな?
こんなお悩みを持たれていませんか?
海外旅行に行く時にクレジットカードは必要かと言われれば、絶対に必要なわけではありません。
特に日本でも現金派という方にとっては海外旅行の時には被害にあった時が大変そうだから、必要ないなら持って行きたくないという気持ちにもなると思います。
しかし、持っていることで受けられるメリットもありますし、逆に持っていないと困ることも起きるかもしれません。
今回は海外旅行の時にクレジットカードが必要な理由、必要な枚数、被害に合わないための予防策などについて解説していきます。
持っていないと困るかも?海外旅行でのクレジットカードの必要性
2019年から日本においてもキャッシュレス化が進んでいるため、多くの方がクレジットカードはお持ちかと思います。
日本でも普段の買い物は現金派という方にとってはクレジットカードを海外で使うという選択肢は持っていないかもしれません。
しかし、海外旅行の時にはクレジットカードを持つことによって支払い以外にも色々と役に立つことがありますし、個人的には持って行かない方がデメリットが多い気もします。
【海外旅行でのクレジットカードの必要性】
- 必要以上の現金を持ち歩く必要がない
- いざという時にキャッシングができる
- 海外旅行保険が付いている
- ホテルでのデポジットの支払い
必要以上に現金を持ち歩く必要がない
治安が悪い国であればなおさらですが、治安が良い国でもクレジットカードがあれば必要以上に現金を持ち歩く必要がありません。
日本という国が世界的にも治安の良さが際立っている国になるため、日本人はガードが甘いと思われており狙われる可能性が高く、海外ひとり旅であればなおさらです。
もしスリや強盗にあった場合でも現金の被害は最小限に済ませることができます。
いざという時にキャッシングで現金を用意できる
海外でも現金で支払いたいという方も多くいますが、海外旅行初心者の方に多いのですが、海外では通貨が変わるため金銭感覚が分からなくなり、手持ちの現金が足りなくなってしまうことがあります。
この時にクレジットカードが有ればATMでキャッシングすることで現地の通貨で現金を引き出すことができます。
ただし、クレジットカードを作る際にキャッシングができるように申し込みをしていなければ利用することはできないためご注意ください。
また、キャッシングができるクレジットカードを持っていれば、あらかじめ日本から空港で両替するための現金も持ってくる必要がありません。
海外旅行保険が自動付帯している
海外旅行保険とは海外旅行の際に飛行機事故をはじめ、旅行先の国で死亡や病気、怪我、物を壊してしまった場合や強盗などにあい荷物を取られてしまった場合などに保険金を支払ってもらえる保険になります。
海外旅行の時は色々と準備があるため、海外旅行保険のことまで頭がまわらないことがありますが、海外旅行保険が自動付帯しているクレジットカードを持っていれば手続き不要です。
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【海外では当たり前】ホテルでのデポジットでの支払い
日本ではあまりなじみがないかもしれませんが、海外のホテルを利用する時にはチェックイン時にデポジットといういわゆる「保証金」を支払う必要があります。
現金でも支払うことは可能ですが、デポジットのことを知らずに旅行に必要な分だけの現金しか両替をしていない場合は一気に手持ちの現金がなくなることになります。
そのため、クレジットカードを持っていればデポジットの支払いにも利用することができるので、安心できます。
ただし、同じ国、同じホテルでもチェックイン時にデポジットを請求されたりされなかったりすることもあります。
【おすすめは2枚持ち】海外旅行の時に必要なクレジットカードの枚数
クレジットカードは基本的には1枚持っていれば困ることはありませんが、海外旅行へ行く時に関しては2枚持つことをお勧めしています。
その理由はこちらになります。
- 盗難にあった場合の予備
- 国によっては利用できない国際ブランドがある
- 海外旅行保険を手厚くできる
盗難にあった場合の予備【ポイントは分けて持つこと】
盗まれないようにするのが基本ですが、日本人は警戒心が薄いということもあり、置き引きやスリには遭いやすいという事実があります。
もし、財布ごと盗難にあってしまった場合は旅行を楽しむことができなくなってしまいますが、もう一枚持っていることで、そのカードで支払いもでき、またキャッシングで現金を引き出すことができます。
ただし、2枚以上持つ場合は分けて持つようにしましょう。
財布に2枚一緒に入れていては財布を盗まれた時点で終了です。
私の場合は海外旅行用の財布を用意しているため、1枚だけこちらに入れておき、日本で使用している財布はホテルのセキュリティーボックスにしまうようにしています。
国によっては利用できない国際ブランドがある
クレジットカードの国際ブランドと言えばVisa、Master、JCB、American Express、Diners Clubなどがありますが、身近なのはVisa、Master、JCBの3つになります。
中でも最も人気があるのがVisaになりますが、国によってはVisaカードが利用できない国があります。(シンガポールはほとんど使えませんでした。)
そのため、海外旅行に行く際には異なる国際ブランドで2枚クレジットカードを持っていると1枚よりもさらに安心できます。
海外旅行保険を手厚くできる【補償は大事】
海外旅行に行くなら必ず加入しておきたいのが海外旅行保険ですが、2枚持っていることで補償内容を手厚くすることができます。
また、クレジットカードの海外旅行保険は自動付帯と利用付帯があり、もし1枚しか持っていない場合、そのカードが利用付帯であった場合は補償を受けられないということも出てくる可能性があります。
こういった面からもカードは2枚持つことをおすすめしますし、今一度、お持ちのカードの補償を見直してみましょう。
海外旅行でクレジットカードの被害を防ぐ方法
被害にあうのが嫌だから日本でも海外旅行でも現金で支払いたいという方もいると思いますが、被害を防ぐための方法もご紹介します。
- スリに注意
- ICチップ付きのカードを使う
- スキミング防止カバーを使う
スリに注意
当たり前ですが、スリに遭った場合は被害に遭ってしまうため、スリに遭わないように注意する必要があります。
ICチップ付きのカードを使う
現在のクレジットカードにはICチップが付いていますが、この場合はセキュリティー機能が向上しているため、比較的安全に利用することができます。
カードの表面、左側に四角い金色の物が付いていれば、そちらがICチップになります。
また、このタイプのカードでは支払いの際に署名ではなく、暗証番号が必要になります。
スキミング防止カバーを使う
ICチップ付きのカードはスキミング被害に遭いにくくはなっていますが、「絶対」ではありません。
そのため、スキミング自体をできなくするよう、スキミング防止機能が付いたカバーを利用することでさらに安全になります。
被害に遭っても補償されます
海外旅行の時にもし被害に遭ってしまい、身に覚えのない請求が来たとしても、カード会社が補償してくれます。
ただし、推測しやすい暗証番号などの場合は補償されないケースもあるため、暗証番号はよく考えましょう。
まとめ
いかがでしたか?
海外旅行の時にクレジットカードは現金がなくても買い物ができるという利点だけではなく、ATMでのキャッシング、万が一の怪我や病気の治療費や死亡してしまった時の保険金まで支払ってもらえるという利点があります。
そのため、クレジットカードはあまり好きではない方でも可能であれば異なるブランドで2枚、最低でも1枚は持っておくようにしましょう。