スマホが決済端末になるスマホでタッチ決済が気になっていたり、キャッシュレス決済の導入を検討している方へ。
スマホでタッチ決済はほとんどの方が導入費用0円でキャッシュレス決済を始めることができる画期的なサービスになります。
ちなみにですが、今ならsquareの決済端末が期間限定で割引キャンペーン中です。
スマホでタッチ決済がどのようなサービスなのか?初期費用や手数料はどうなっているのか?などについてsquareリーダーを7年使用している個人事業主が解説していきます。
Square決済がiPhoneでのスマホでタッチ決済についに対応!
square決済が2024年5月16日からついにiPhoneを使った「スマホでタッチ決済」が利用できるようになりました!
昨年の秋に先行してアンドロイド端末での「Tap to Pay 」が開始した時にそのうちiPhoneも対応するだろうと思ってはいましたが、予想よりも早く対応してもらえました。
スマホでタッチ決済について
スマホでタッチ決済ってなんのこっちゃ???
このような方もいらしゃるかと思いますが、スマホでタッチ決済とはスマホ端末があればキャッシュレス決済に対応することができるというサービスになります。
今まではキャッシュレス決済を導入するためにはキャッシュレス決済に対応する端末を購入する必要がありました。
square決済の場合はsquareリーダーやsquareターミナルなどになります。
しかし、このスマホでタッチ決済であれば手元にあるiPhoneがそのまま使えることになるため、実質キャッシュレス決済の導入費用が0円ということになります。
スマホ以外に必要なものはスクエアPOSレジアプリとなり、こちらも無料でダウンロード可能となります。
そのため、まだキャッシュレス決済に対応していない方にとってはまた1つハードルが下がったと言えます。
スマホでタッチ決済を利用するために必要なもの
スマホでタッチ決済を利用するために必要なものは以下になります。
- iPhone XS以降に発売されたiPhone
- Android 9以上を搭載し、NFC機能が付いているアンドロイド端末
- スクエアPOSレジアプリ(無料)
- squareアカウント(無料)
スマホでタッチ決済はすべてのスマホ端末で利用できるわけではありません。
iPhoneでスマホでタッチ決済を利用する際にはiPhone XS以降に発売されたiPhoneが必要になります。
iPhone XSが発売されたのが2018年10月26日になり、次に発売されたのがiPhone11になります。
そのため、iPhone11以降であれば問題なく利用できるということになります。
また、アンドロイド端末の場合はAndroid 9以上を搭載し、NFC機能が付いていることが条件になります。
詳細はこちらのページにて簡単にご確認いただけます。
このスマホ端末の条件をクリアしてしまえば、あとはsquareのPOSレジアプリをダウンロードし、アカウント登録をしたのちに、申請が通れば最短即日で利用可能となります。
おそらくほとんどの方が導入費用0円で始めることが可能となります。
スマホでタッチ決済をした場合の手数料は3.25%のみ
スマホでタッチ決済を利用した場合の手数料はsquare決済を利用した場合の3.25%のみとなります。
その他、入金手数料ももちろん「無料」となります。
また、クレジットカードもVISA、Master、JCBなどどのカードであっても手数料は変わりません!
これはありがたいことですね。
スクエア決済のスマホでタッチ決済の始め方
スクエア決済のスマホでタッチの始め方ですが、今回はiphoneのケースでご説明していきます。
アプリをダウンロードしアカウント登録
スクエア決済のアカウントを持っていない方はまずはアプリをダウンロードし、アカウント登録を行いましょう。
アカウントを作成し、必要情報を入力し審査が終わるのを待ちましょう。
審査に通ったらsquareアプリの設定を行います。
アプリ右下の「その他」→「設定」→「アカウント」→「iphoneのタッチ決済を有効にする」
設定はこれだけOKとなります。
スマホでタッチ決済の決済のやり方
スマホでタッチ決済の決済のやり方は非常にシンプルです。
アプリ左下の「お会計」→「金額を入力」。
「売り上げの確認」。
「お会計」。
「iphoneのタッチ決済」。
「カードをかざす」。
これでお会計は終了となります。
金額に関しては事前にお店のメニューを登録しておくことで「ライブラリ→商品」から選択することが可能となりお会計がよりスムーズになります。
実際にスマホでタッチ決済を使用した感想
実際に私自身も対応開始の翌日から試しにスマホでタッチ決済を1日使用してみました。
私の環境としては以下になります。
- 個人事業主で店舗を構えている
- ipadでエアレジのPOSレジを使用
- squareリーダー第2世代
- レシートプリンター使用
私はキャッシュレス決済自体はsquareリーダーを使用していますが、ポスレジに関してはエアレジを使用しています。※エアレジとsquareリーダーは連携可能なため
そのため、スマホでタッチ決済を使うにあたって心配していたのが、エアレジとの連携が可能かどうか?というのが1つのポイントでした。
結論から言うとsquareリーダーと何ら変わりなく使用することができました。
そのため、もはやipadが必要ない状態であることが判明しました。
もし、私と同じようにキャッシュレス決済はsquare決済、ポスレジはエアレジを使用、レシートプリンターも使用している方は設定に注意が必要となります。
- iPhoneの設定「エアレジアプリ→設定→レジ・プリンター→レジの選択→プリンター利用をオン→プリンター選択→保存」
- ipadの設定「Bluetooth→プリンターの接続を解除→デバイスを削除またはBluetoothをOFF」
- iPhoneの設定「Bluetooth→プリンターの接続」
- エアレジのカスタマーディスプレイを使用している場合はiphoneのエアレジアプリからQRコードを読み取る
- 会計の際もiPhoneのエアレジアプリを使用する
少し特殊な使い方をしているため、もし同じような方がいればこの部分は注意してください。
スマホでタッチ決済を利用する際の注意点
※square公式サイトより引用
手軽に始められるスマホでタッチ決済ですが、利用する際の注意しなければいけない点もあります。
タッチ決済対応のクレジットカードの必要あり
スマホでタッチ決済はタッチ決済機能が付いたクレジットカードでなければ利用することはできません。
意外とこの部分が問題となります。
現状クレジットカードでタッチ決済が使えるブランドはほとんどがVISAカードになり、次いでMasterカードとなります。
JCBに関してはあまりタッチ決済に対応しているカードは見かけません。
そのため、お客さんが利用されているクレジットカードにタッチ決済対応であるWi-Fiマークがついていなければ残念ながらこのサービスを利用することができません。
徐々に増えつつはあり、すでにカード会社は対応しているものの、次のカードの更新時に切り替わるという場合もありますが、この点には注意が必要となります。
また、こういったケースにも対応できるように一番安く購入することができるsquareリーダーも準備しておくと多くの方に利用していただくことができることになります。
あとは経営者としてどのように考えるかです。
「タッチ決済しかキャッシュレス決済は受付ない!」
このような考えをお持ちであればなくてもいいかと思います。
スマホでタッチ決済は電子マネーは利用できない
スマホでタッチ決済は電子マネーは利用できません。
少額であればクレジットカードではなく、Suicaなどの電子マネーを利用される方も多くいらっしゃると思います。
しかし、こういった電子マネー決済はスマホでタッチ決済では利用できません。
利用者が多いpaypayに関してはsquareのポスレジアプリを利用することで決済が可能となります。
サインレス決済には上限がある
そこまで大きな注意点ではありませんが、サインレス決済には1回の支払いにつき15,000円までという上限があります。
タッチ決済では通常サインが不要となりますが、15,000円以上の決済となると署名が必要になります。
しかし、署名さえあれば決済は可能ということにもなります。
また、Appleペイなどのモバイル決済の場合は指紋認証やFace IDでの本人確認も可能となります。
まとめ
スマホでタッチ決済はキャッシュレス端末を必要としないため、多くの方が今使っているiPhone、またはアンドロイド端末を使ってキャッシュレス決済を行うことができます。
キャッシュレス決済の導入を検討しているけど、どこがいいのかわからいと悩んでいる方はまずはsquare決済によるスマホでタッチ決済で試してみてはいかがでしょうか?
そして、お客さんの反応をみつつ、今後も継続するのかどうかを判断してもよいのではないかと思います。
square決済は最短即日で始められるのも大きなメリットになります。