海外旅行へ行くために使うスーツケースを新しく買いたいけど、どのサイズを選べばいいのか悩んでいたり、今持っている物のが適正なサイズかどうか知りたくありませんか?
3泊前後の短期の海外旅行へ行くならスーツケースのサイズはSサイズで十分です。
本記事では海外旅行へ行く時のスーツケースのサイズはSサイズで十分な理由、付いていると便利な機能、サイズ以外にも大切なポイントなどについて解説しております。
海外旅行用のスーツケースはSサイズで十分【荷物は最小限に!】
海外旅行へ行く時に必要となるスーツケースですが、旅行になれていないとサイズ選びに迷いがちです。
大半の方は3~5泊ほどの短期の海外旅行になるため、どれだけ荷物を持っていくかにもよりますが、スーツケースのサイズはSサイズで十分です。
無駄に大きなスーツケースで行くと結構大変なため、Sサイズで荷物は最小限にすることをおすすめします。
【Sサイズで十分な理由】短期の旅行なら荷物はそんなに必要なし
3泊前後の短期の海外旅行であれば荷物は少なくて済むため、少し小さく感じる部分もありますが、容量的には意外と入ります。
短期の海外旅行であればこれぐらいの荷物で十分で、ぶっちゃけSサイズでも大きいぐらいですが、お土産を買って帰ることを考えるとちょうど良い大きさになります。
また、着替えに関しては一着しかもっていかず、ホテルで洗濯して着まわせばさらに荷物を減らすことができます。
【論より証拠】Sサイズに入れるとこんな感じです
Sサイズで十分と言われても、実際にどんな感じになるのか知りたい方もいると思いますので、論より証拠として荷物を入れてみるとどうなるのかをご紹介いたします。
少し荷物が多くなるように寒い地域に行き、ホテルで洗濯することを想定しています。
- 替えのスウェット1着
- ルームウェア上下
- 下着、靴下1着ずつ※ヒートテック含む
- 除菌シート
- ティッシュ
- アメニティーグッズ(タオル、洗顔など)
- スリッパ
- 折り畳み傘
- ビニール袋
左側がいっぱいに見えますが、実際にはまだ余裕がるため、下着関係の替えを日数分持って行っても十分だと思います。
また、右側に関してはネット部分にアメニティー関係を入れているだけでガラ空き状態になるため、まだまだ荷物は入れることが可能です。
寒い地域に行くことを想定しても十分余裕があるため、暑い国に行く場合はTシャツになるため、さらに余裕ができます。
Sサイズでも容量アップできると超便利です
- 自分は荷物が多いからSサイズでは少し不安
- お土産が多く閉められなくなってしまった
- 強引に閉めるとお土産がつぶれてしまう
特に海外旅行へ行くとついつい現地スーパーやコンビニでしか買えないお菓子などを買ってしまい、いざスーツケースに入れてみたらパンパンになってしまうことがあります。
こういった時に容量アップすることができるタイプのスーツケースを使っていると非常に重宝します。
写真は私が利用しているスーツケースですが、分かりにくいですが約6㎝アップしています。
こういったタイプの商品もあるため、一度検討してみましょう。
到着後すぐに移動したいならSSサイズもあり
スーツケースは基本的にはチェックイン時に預けるものですが、SSサイズという一番小さいサイズであれば国際線でも機内に持ち込むことが可能です。
SSサイズのメリットは機内に持ち込めるため、目的地の空港に到着後に入国審査を終えればすぐに移動することができる点です。
スーツケースを預けてしまうと、どうしても待ち時間が生じてしまい、時間をロスしてしまいます。
そのため、すぐに移動したい方はSSサイズも考えましょう。
ただし、デメリットもあり、容量が小さくなってしまいますし、機内に持ち込めなかったり、持ち込むためには条件がある荷物もあるため注意が必要です。
海外移住や留学の場合はLサイズがおすすめ
Sサイズは一般的な海外旅行をする方にお勧めのサイズになりますが、海外に移住する場合や留学する場合は大きめのLサイズがおすすめです。
Sサイズでも大丈夫な方もいるかもしれませんが、やはり洋服の数も多くなりますし、替えの靴や日本食などを持っていくことを考えるとSサイズでは少し無理があると思います。
ただし、必要なものは現地で買えばOKという考え方の方はSでも良いかもしれませんが、私はLサイズをおすすめします。
【サイズだけじゃない!】海外旅行へ行く時のスーツケースの選び方
スーツケースはサイズ以外にも選ぶ際のポイントがあり、以下の3点に気を付けましょう。
- 鍵が付いているかどうか
- スーツケースの重量
- スーツケースの値段
鍵は基本的には不要、でもあった方が安心できる
スーツケースには鍵が付いているタイプと付いていないタイプがあります。
では、スーツケースに鍵が必要かどうかというと私個人としては「基本的には不要ですが、あれば安心できる」という考え方になります。
なぜ基本的には不要と考えるのかというと理由は以下になります。
- 鍵をかけても空港の職員は開けることができるから
- 貴重品はスーツケースに入れてはいけないから
- 旅先では貴重品は持ち歩くか、ホテルのセキュリティーボックスにしまうから
ご存じの方も多いかもしれませんが、9.11テロ以降、空港のセキュリティーチェックは厳しくなり、スーツケースの中身も場合によっては確認されることがあります。
スーツケースにカギをかける場合は「TSA」というタイプの鍵でなくてはならないという規則があり、これは職員が鍵を開けることができるようにするためです。
そのため、鍵をかけたところで職員が開けようと思えば開けられるため、基本的には必要ないという考えになります。
ただし、すべてのスーツケースが調べられるわけではないためご安心ください。
こういった理由から貴重品の紛失につながるため、貴重品はスーツケースに入れてはいけないことになっています。
※女性の場合はホテルで下着を盗まれる危険性もあるため、鍵付きを選んだ方が無難でしょう。
また、鍵のタイプは2つのタイプがあります。
- キータイプ
- ダイヤル式
おすすめはどっち?と聞かれればダイヤル式をおすすめします。
理由はキータイプは鍵をなくしたらアウト、開けられなくなるからです。
スーツケース自体の重量【重いと損します】
荷物を入れるスーツケースですが、重量制限というものがあります。
各航空会社によって重量は違いますが、1つ確実なことはスーツケース自体の重量があると入れられる荷物が少なくなるということです。
そのため、できるだけ軽いものを選ぶようにしましょう。
スーツケースの値段【消耗品と考えるなら安いのでOK】
何かを買う際には値段は気になるものですが、スーツケースの値段もピンキリになります。
安いものもあれば、高級ブランドまであるため、一人ひとりの価値観で選びましょう。
私は消耗品と考えているため、安くて使い勝手が良いものを選んでいます。
そもそも海外旅行にスーツケースって必要?【旅のスタイルによります】
海外ひとり旅を始めようと考えている方の中には「そもそもスーツケースって必要なのか?」という疑問を持つ方もいると思います。
ぶっちゃけ必要かどうかは人それぞれの旅のスタイルによります。
スーツケースが必要な方
- 荷物が多めの方
- お土産をたくさん買って帰りたい方
- アルコールをお土産として買って帰りたい方
スーツケースはこのような方には必要になってくるかと思います。
お土産に関しては空港の免税店でしか買わないというのであれば困ることはありませんが、国によっては免税店よりも街中で買った方が安い場合もあります。
また、食べ物であれば手荷物として機内に持ち込むことができますが、アルコール類は免税店で買ったものでなければ機内に持ち込むことができません。
そのため、アルコールを持ち帰りたい時は空港の免税店で買うか、スーパーやコンビニで買い、スーツケースに入れる必要があります。
ただし、国によってはビールが免税店で売っていないこともあります。
スーツケースが必要ない方
- バックパッカーとして旅をしたい方
- 短期の国内ひとり旅の方
- 空港でのタイムロスを減らしたい方
- お土産を買う気がない方
スーツケースが必要ない方はこのような方になります。
個人的には国内の短期の旅行であれば必要ないかな?と考えており、海外ひとり旅でもバックパッカーとして旅をする場合は当然不要となります。
また、スーツケースがないことによるメリットは空港でのタイムロスを無くすことができる点です。
まずチェックインカウンターで預けるために早めに行く必要があり、また、目的地に着いた時にスーツケースを受け取るのにも時間がかかります。
すぐに出てくればいいのですが、なかなか出てこない事もしばしあります。
もしスーツケースがなければウェブチェックインを済ませていればチェックインカウンターに行く必要がありませんし、到着後もすぐに移動することができます。
まとめ
スーツケースを選ぶ基準は人それぞれの考え方があるため、一概には言えませんがS、またはSSサイズで容量アップが可能なタイプのものをおすすめします。
また、消耗品と考えて金額も抑えていくのか、良いものを長く使っていくのかも一人ひとりの考え方によって変わってきます。
安ければ傷がついても気になりませんし、むしろ傷があった方がそれだけ海外旅行に行っているという実感がわいてきます。
皆さんもぜひ、自分のスタイルに合ったお気に入りのスーツケースを探してみてください。