海外旅行に行く時にeSIMを使うことを考えていたり、安く使えるeSIMをお探しの方へ。
eSIMって便利ではあるけど、意外と料金が高いというのが難点となりますが、eSIM-san(イーシムさん)という会社は他社よりも格安で利用することができます。
そこで、本記事では実際に台湾旅行の時に3日間eSIM-sanを利用し感想やeSIM-sanの設定方法などについて解説していきます。
海外旅行の時にできるだけ安いeSIMを探していたり、eSIM-sanの評判が気になる方の参考になればと思います。
海外旅行に行くなら安くて評判の良いeSIM-san(イーシムさん)でが超おすすめ!
※eSIM-san公式サイトより引用
eSIM-san(イーシムさん)は2024年3月に始まったサービスになるため、SNS上でもクチコミがほとんどないのが現状となります。
そのため、実際に台湾で3日間利用して分かったことをお話していきます。
eSIM-sanは料金が格安で利用できる
eSIM-sanは他のeSIM会社と比較しても格安で利用することができます。
まず1番にお伝えしたのがこの点になります。
今回は台湾に3日間滞在したため、分かりやすいように他社と比較してみます。
eSIM-san | VOYAGEESIM | World eSIM | trifa | |
1G/3day | 669円 | 1,100円 | 1,184円 | 1,880円 |
1G/5day | 967円 | 1,540円 | 2,416円 | プランなし※1 |
1G/7day | 1,261円 | プランなし | 2,738円 | プランなし※2 |
※1:同等のプランとして3G/7dayが1,660円
※2:同等プランとして5G/7dayが2,890円
他社と比較してみるとeSIM-sanの料金の安さが非常に分かりやすくなると思います。
他社の半額程度の金額で利用できてしまうため、逆に怪しく感じてしまうのも納得してしまいます。
しかし、他を圧倒する安さで利用することができるため、海外旅行の時に安くeSIMを使いたいという方には非常におすすめすることができます。
eSIM-sanは自分に合ったプラン選択が可能
※eSIM-san公式サイトより引用
eSIM-sanでは自分に合ったプラン選択をしやすくなっています。
- 東アジア圏:1~5日、7日、10日から選択可能
- 東南アジア圏:1~5日、7日、10日、20日、30日から選択可能
- ハワイ:1日、5日~14日、20日、30日
- ヨーロッパ:5~14日、20日、30日
他のeSIM会社では大前提としてまずプランが非常に少なくなっています。
そして、1日1G/3day、5日間で3GBというようにすでに利用日数とギガ数が決められている状態になります。
しかし、eSIM-sanでは利用日数と1日のギガ数を自分で選ぶことが可能となっています。
つまり、利用日数と1日のギガ数を自分の好きなようにある程度カスタムすることができるということです!
さすがにすべての国で自分に合ったベストなプランは見つからないかもしれませんが、選択肢は他のeSIM会社よりも多くなってきます。
こういった点からもeSIM-sanは自分に合ったプランを選択することが可能となります。
eSIM-sanは対象国は限られるが無制限プランもある
eSIM-sanは以前は無制限プランはなかったようですが、現在は対象となる国は限られてきますが、無制限プランもあります。
1日にどのくらいのギガ数を使うかハッキリと分かる方はなかなかいないと思います。
海外旅行ともなるといろいろと現地で調べることも多くなることも考えられますし、移動中に動画を観て時間をつぶしたくなる気持ちも出てくると思います。
1日のギガ数に制限があるプランよりは少しだけ割高にはなってしまいますが、渡航先の国が無制限プランに対応している場合はこちらのプランを選択してしまうのも1つの選択肢となります。
無制限プランは東アジア圏、東南アジア圏で準備されているため、韓国、台湾、中国、香港、シンガポール、マレーシア、フィリピンなどに行く場合は検討してみるといいと思います。
実際に台湾でeSIM-sanを3日間利用した感想
実際に台湾で3日間eSIM-sanを利用してみました。
今回は1日3Gで3日間利用して1,100円というプランを選んでみましたが、やはり安いですね。
ちょっと多いかな?と感じましたが、余裕をもって使いたかったのでこちらにしてみました。
では、実際に使ってみた感想です。
- 設定:簡単にできましたが、少しとまどった部分もあり。
- 通信速度:ストレスを感じるほど遅くなることはなし
- 通信エリア:九份にも行きましたが問題なく使用できた
今まで私は現地の空港でSIMカードを買って利用していましたが、今回初めてeSIMということもあり、設定の部分で「?」となった部分もありました。
しかし、説明書をしっかりと確認すれば問題なく設定は完了しました。
現地での通信会社は「中華電信」という日本ではドコモに相当する会社の回線を利用するため、通信速度もエリアも問題なしでした。
おそらく、今後の海外旅行の時はeSIM-san一択になるかもしれません。
海外旅行でeSIMを使うことのメリットとデメリット
※eSIM-san公式サイトより引用
海外旅行でeSIMを使うことのメリットとデメリットについてお話していきます。
海外旅行でeSIMを使うメリット
海外旅行でeSIMを使うメリットは以下となります。
- 日本で使用しているSIMカードの紛失を防ぐことができる
- 現地スタッフとのやり取りが不要
- 返却不要
- eSIM-sanは格安で利用することができる
海外旅行でeSIMを利用する場合はこのようなメリットがあります。
1番のメリットは日本で利用しているSIMカードの紛失を防げるという点です。
渡航先の国の空港やAmazon、楽天などでSIMカードを購入した場合はSIMカードを差し替える必要があります。
そのため、日本で利用しているSIMカードをしっかりと保管しておかなければ、帰国した時に利用できなくなってしまい、再発行する必要が出てきます。
しかし、eSIMはこのような物理SIMカードを利用しないため、こういった心配がありません。
その他、レンタルWi-Fiのような返却も不要となります。
海外旅行でeSIMを使うデメリット
海外旅行でeSIMを使うデメリットは以下となります。
- 自分で設定する必要がある
- 設定は間違っていないのに繋がらないことがある
- 電話は利用できない
- コスパが悪くなることもある
海外旅行でeSIMを利用するとこのようなデメリットもあります。
人によっては設定の部分でつまずいてしまう方もいるかもしれません。
また、電話回線は利用することはできませんが、LINEなどのSNSを利用した通話は利用可能となります。
1番の問題点は設定はできているはずなのに開通できないということも稀にあるようです。
eSIMのデメリットが気になるという方は現地の空港やAmazonなどでSIMカードを購入する方法もあります。
【初めての海外旅行でも大丈夫】海外SIMカードの使い方は超簡単でおすすめ!
eSIM-sanの設定方法
eSIM-sanの設定方法について解説していきます。
私自身も海外旅行では初めてのeSIMの利用ということで設定で一瞬戸惑ってしまった点も含めて解説していきます。
スマホ端末がeSIMに対応しているかどうかの確認
利用するにあたってはするにはお持ちのスマホがeSIMに対応しているかどうかを確認する必要があります。
対応していなければ当然利用することはできません。
eSIM-sanが利用できる端末はサイトの方で確認することが可能となります。
渡航前日までにeSIMを購入
eSIMの購入は渡航前日までには購入しておきましょう。
購入するとメールにて設定方法に関してのメールが届きます。
- QRコード
- SM-DP+アドレス
- アクティベーションコード
- APN情報
このような設定に必要が情報がのっているため間違って削除しないように注意しましょう。
心配な方は設定方法のPDFを事前にダウンロードするか、印刷しておきましょう。
eSIM-san渡航前と渡航先で行う設定があり
eSIM-sanの設定は渡航前のプロファイル設定と渡航先で行うAPN・ローミング設定があります。
そのため、渡航前に行うべきプロファイル設定は当日、または前日までに行っておきましょう。
私の場合はすべての設定を台湾についてから行いましたが、空港でWi-Fiが使えるということと、入国審査で時間がかかるため時間をつぶす目的でも到着後に設定することを選びました。
しかし、心配な方は日本を出発する前にプロファイル設定をしておくようにしましょう。
機内モードは解除しておくように!
初めてのeSIMの設定で戸惑った部分がありましたが、その原因が機能モード設定のまま行っていたという点でした。
説明書通りに行っていたものの、プロファイル設定後に「アクティベート中」から一向に進めなかったのですが、機内モード設定を解除し、データローミング設定を行うことで解決されました。
それもそのはず機内モードではデータローミングはオフになってしまいます。
そのため、機内モードに関しては渡航先の国に着いたらまずWi-Fiに接続し、その後に機内モードを解除しましょう。
データローミング設定の注意点
データローミング設定を行う際には注意点があります。
eSIM-sanのeSIMを追加することで利用できる回線が2つ存在することになります。
iPhoneの場合は設定→モバイル通信と開くことでSIMが「主回線」と「旅行」の2つの回線が確認できます。
「主回線」が日本で利用しているSIM、「旅行」が新たに追加したSIMになります。
渡航先の国で行うべき「旅行」のデータローミング設定が「オフ」になってる場合は「オン」に切り替える必要があります。
そして、もう1つ大切なことが、主回線のデータローミングを「オフ」にすることです。
花冠
主回線のデータローミングがオンの状態の場合は日本で利用しているネット回線が使われてしまい高額請求が来てしまう危険性があるため、かならずオフにしてください。
海外旅行に行くなら安くて評判の良いeSIM-sanで決まりのまとめ
eSIM-sanは2024年3月から始まった新しい通信サービスのため口コミや評判はまだまだ集まっていないのが現状となります。
しかし、今回の台湾旅行で初めてeSIMという方法を利用しましたが、忖度抜きでeSIM-sanを選んでよかったと思います。
他社よりも安く利用ができ、設定も簡単、ネット環境も問題なし、SIMカードを紛失する心配がないといったメリットの方が個人的には多くありました。
設定の部分で一瞬戸惑いましたが、設定の仕方が分かっていれば今後は問題なく行うことができます。
1つ欠点を言えば、リアルタイムで通信量(ギガ数)の残量の確認ができないという点です。
この点を除けば今までSIMカードを買っていましたが、今後は海外旅行の時にはeSIM-san一択になります。
eSIM-sanが気になっている方は是非とも利用してみてください!