航空券を買う時にHISやJTBなどで買った方が良いのか、航空会社から直接買った方が良いのか悩んでいませんか?
以前の私はH.I.SやTrip.comなどの旅行代理店から購入していましたが、今では航空券を予約する時は航空会社から直接しています。
本記事では航空券を買う時は航空会社から直接予約するメリットや予約時の注意点など解説しております。
航空券を航空会社から直接予約するメリットは3つあり!
航空券の予約の仕方は3つのパターンがあります。
- 代理店のカウンター(店舗)
- 代理店のネット
- 航空会社
意外なことに、飛行機に乗り慣れている方ほど航空会社から直接予約するという事実があります。
ではなぜ、飛行機に乗りなれている人が航空会社から直接予約をするかというと、そこには直接予約することにより得られる3つのメリットがあるためです。
- 予約時に座席指定ができる
- マイルが溜まりやすい
- 何かあった時に航空会社と直接やり取りができる
予約時に座席指定ができる
航空会社から直接予約をすると、予約の時点で座席指定ができるのは大きなメリットです。
座席には特にこだわらないという方には大きなメリットにはなりませんが、正直、座席選びは重要です!
特に海外旅行となると長い時間飛行機に乗っていることになるため、3列や4列シートの時に真ん中になってしまうと、トイレに行く時に隣の人に気を使う必要がありますし、飛行機はかなりの上空を飛んでいるため、窓際は意外と寒かったりします。
そのため、私は海外旅行へ行く時は必ず通路側を選択するようにしています。
しかし、座席指定は旅行代理店から購入すると事前にできないことがちょくちょくあります。
この場合は搭乗予定時間の24時間前からネットでするか、当日早めにチェックインをして座席指定をする必要がありますが、座席指定は早い者勝ちのため、良い席は残っていないことが多々あります。
マイルが溜まりやすい
航空会社のクレジットカードを持っている方は直接予約することで、旅行代理店で購入した時よりもマイルが溜まるためお勧めです。
私はJALのマイルを貯めていますが、JALのホームページから直接予約をすることでショッピングマイルが2倍になるため、単価が高い海外航空券は非常に多くのマイルを獲得することができます。
ただし、このメリットはマイルを貯めている方限定になります。
マイルを貯めたい方はこちらを参照ください。
何かあった時に航空会社と直接やり取りができる
飛行機は機材トラブルや、天候の悪化による遅延、フライトキャンセルなどが突然起きることがありますが、こういった時に航空会社と直接やり取りができるのも大きなメリットになります。
以前にTrip.comという中国の旅行代理店からシンガポールの往復チケットをJALで予約した後に、JALのサイトで予約確認をしようとするとなぜか予約画面に行くことができなかったことがあります。
この時のやり取りとしてはこのような感じでした。
こういったいわゆる「たらい回し」にあった経験があります。
この時は旅行代理店から航空会社に確認をしてもらうことで予約画面に進むことができましたが、Trip.comは中国の旅行代理店だったこともあり、やはり面倒くさいと感じてしまいました。
JALから直接予約していればこの時もやり取りはスムーズに行けたはずです。
また、今年の3月にタイへ行く予定でJALを予約してましたが、コロナの影響でフライトに変更が生じた際にも対応が非常に早かったです。
携帯の方に直接連絡をいただき、直行便ではなく東京経由になったこと。
また、もし当日キャンセルになってもキャンセル料は必要ないことの説明をしてもらいました。
当初は行く予定でしたが、結果的にタイへ行っても楽しめないと思ったため、当日キャンセルをしましたが、キャンセル手数料はかかりませんでした。
しかし、旅行代理店で予約していた場合は航空会社へのキャンセル料はかかりませんが、旅行代理店にキャンセル手数料が掛かってしまいます。
こういった時には航空会社から直接予約するのは大きなメリットではないかと思います。
航空券を航空会社で直接予約する時のデメリット
航空券を航空会社で直接予約する時にはメリットがれば当然デメリットもあります。
デメリットは主に2つになります。
- 旅行代理店経由で買う場合よりも少し高い
- ビザの問題
旅行代理店経由で買う場合よりも少し高い
1つ目のデメリットが、航空券を航空会社から直接買うと代理店経由で買う場合よりも少しだけ高くなってしまうという点です。
差額としては数千円~1万円近く差が出ることもありますが、こういった旅行代理店は海外の代理店の場合が多く、トラブルが起きることもあるようなのでお勧めはできません。
航空会社から予約する時に少しでも安くしたい場合はできるだけ早く予約をするようにしましょう。
ビザの問題【申請を忘れると入国できません】
海外に行く場合に絶対に必要になるのがパスポートですが、パスポート以外にも「ビザ」という入国のための事前審査性が必要な国があります。
しかし、日本人はこのビザ無しで入国できる国の数が世界1位になっているため、基本的には不要なものになります。
ところが、ビザが不要でパスポートだけで入国することができる国が多いために、ビザが必要な国に旅行へ行くのに申請を忘れてしまった場合は入国できないという事態に陥ってしまいます。
もし、旅行代理店のカウンターで購入していた場合はビザが必要なことを教えてもらうことができるため問題ありませんが、個人手配の場合はすべて自己責任になります。
航空券を航空会社から直接予約する時の注意点
航空会社から航空券を予約する際にも注意点が2つあります。
これを知らないとちょっとビックリしてしまうこともあるため、あらかじめ頭に入れておきましょう。
- 海外航空券の料金は税抜きで表示されている
- マイルを貯めるなら予約クラスの確認を!
海外航空券の料金は税抜きで表示されている
代理店のサイトや比較サイトで海外航空券を探した場合は問題ないことが多いですが、航空会社のサイトから海外航空券を直接予約する場合には金額が税抜きで表示されているので注意が必要です。
税金といっても消費税が上乗せされるのではなく、以下のような税金がかかります。
- 空港税
- 燃料代
- 出国税
何でもかんでも税金を取りやがって!という気持ちはよく分かります。
特に出国税とか意味不明で、2019年から突然導入されました。
そのため、航空券を選択する時点では税金がかかっていない料金で表示されているため、往復のチケットを選択した後に料金を確認すると金額が高くなるということはあらかじめ覚えておきましょう。
マイルを貯めるなら予約クラスの確認を!
海外旅行初心者の方やマイル初心者の方にありがちなミスになりますが、マイルを貯める際には予約クラスに注意する必要があります。
特にJALでマイルを貯めている方で、ツアープレミアムというオプションをつけている場合は予約クラスの確認は必須で、Economy Spacial Saverの運賃では対象外になります。
また、提携している航空会社を利用した場合でもマイルを貯めることはできますが、この場合も安い航空券の場合はマイルが付かないため注意が必要です。
私自身もJALと提携している香港の航空会社であるキャセイパシフィック航空を利用したことがありますが、本来なら同じ「ワンワールドグループ」になるため、JALのマイルを貯めることができるはずでしたが、安い航空券のためマイルが付かないという痛い経験をしたことがあります。
まとめ
海外航空券を単純に安く予約するなら旅行代理店となりますが、いろいろな面を考慮すると航空会社から直接予約することをお勧めしております。
特に海外旅行へ行く時は飛行機の座席選びは重要になってくるので、直接予約をすることで希望の座席がとりやすくなります。
料金の面では旅行代理店よりも高くなることはありますが、そんな中でもうまくセールなどを利用することで安く行くことも可能となるため、1度チャレンジしてみてください。