海外航空券は海外旅行の半分以上を占めるため、航空券をどれだけ安く買って旅費を抑えれるかは非常に重要です。
ベテランの方であれば安く買うためのタイミングや方法はご存知かと思いますが、まだまだ経験が少ない方、いつも友人に任せている方、未経験の方にとっては分からないと思います。
そのため、今回は海外旅行の初心者が知らない、ベテランたちの買い方について解説していきます。
【ベテランは知っている】海外航空券が安く買えるタイミング
私は海外旅行は飛行機代が高い!という先入観から30歳を過ぎるまで縁がありませんでしたが、今ではそれなりに海外ひとり旅をしていますし、毎回自分で航空券を探しているために安く買えるタイミングは分かるようになってきました。
タイミングは大切で、たった1日で数千円~1万円近く変動することもあるため、タイミングを逃さないようにしましょう。
以下のタイミングを知っておくと費用を抑えられる可能性があります。
- 航空券は4ヶ月前を目処に買う【たった1日の違いで損するよ】
- 曜日によって金額が変わることはない【早い者勝ち】
- 直前に安くなることはほとんどない!
航空券は4ヶ月前を目処に買う【たった1日の違いで損するよ】
私の経験上は4ヶ月前頃が最も安くなっていることが多いと思います。
そのため、海外旅行の日程は大体この時期を目安に考え日程調整を行い、日程が決まったのであれば早めに予約をしましょう。
そして、私も経験したことがありますが、「もう少し待った方が安くなるんじゃ・・・」と深読みし待った結果、高くなってしまった経験が何度かありますので、悩む部分もありますが買うようにしましょう。
私はシンガポール行きの航空券を買う時にたった1日の違いで約5,000円損したことがあります。
曜日によって金額が変わることはない【早い者勝ち】
曜日によって金額が変わるという情報があったため、私も毎日変動があるかチェックしましたが、この情報は大きな間違いで、曜日によって金額が変わることはなかったです。
海外航空券は安いエコノミークラスでも金額が高いものと安いものがあるため、曜日関係なく早い者勝ちということになります。
早く予約をすればエコノミークラスでも格安で買えますし、遅ければエコノミーでも高いものしか残っていません。
水曜日が安いとか、週末に買うと高いというのはあくまでも日程の話になります。
直前に安くなることはほとんどない
売れ残った席が安く買えるんじゃないの?という疑問を持たれる方も多いかと思います。
一般的に考えれば売れ残ったものは安くして売るというのがセオリーかもしれません。
ただでさえ航空券は早めに買わなければ料金が上がっていくため、売れ残っていても金額が下がらないのであればなかなか売れない、最悪は空席のままということになります。
しかし、そんな期待とは裏腹に航空券というのは直前であっても安くなることはありませんし、見たことがありません。
そのため、直前まで待つということは避けるようにしましょう。
海外航空券を安く買う方法も押さえれば劇的に安くなる可能性あり
海外航空券の費用を抑えるためにはタイミングだけではなく、実際に買う方法を知らなければ費用がかかってしまうため、安く買って費用を抑える方法についてもしっかりと覚えておきましょう。
実際に私が実践していることも含めて解説していきます。
- 旅行日程は平日がお勧め
- 直行便よりも経由便が安い
- 比較サイトを使って探す
- 航空会社にはこだわらない
- ひとり旅をする
- SNSで情報を集める
2023年に安く航空券を買う方法
2023年の現在は円安、物価高、燃油サーチャージの影響でコロナ前よりもどうしても高くなってしまいます。
そんな中でも海外旅行へ行きたいと思いますが、今安く航空券を買う方法はこちらになります。
- 基本的にはLCCを利用する
- LCCを利用する時はスーツケースを利用しない
- マイルを貯める
- 各航空会社のセールを利用する
2023年はコロナ前と比較すると海外航空券に関しては2倍はする時代になっていますが、それでもまだ安く買う方法はあります。
私自身も昨年タイに行きましたが、JALで検索をしたところ13万円ほどしましたが、幸いにもマイルを持っていたため、航空券のトータルは28,000円ほどで済みました。
特に円安の影響もまだまだ続きそうなため、日本人にとっては海外旅行が難しい時期が続きそうですが、ご紹介している方法を駆使して探してみてください。
旅行日程は平日の方が安くなる
こちらは国内・国外問わず航空券の基本ではありますが、航空券そのものが週末の発着よりも平日の発着便の方が安くなっています。
そのため、仕事をしている方の場合は有給休暇をうまく活用する必要が出てきます。
逆にフリーランスの方や自営業の方で柔軟な働き方ができる方は有利になります。
また、国や航空会社によっても日曜発の便の方が安くなっていることもあるため、いくつかの日程の候補を作っておくことをお勧めします。
私は自営業のため、いろいろな日程で検索をして1番安い日程で買うようにしています。
直行便よりも経由便を利用する
私も乗り換えを経験したことがありますが、直行便よりも約2万円ほど確かに安かったです。
海外旅行へ行くには誰もが楽な直行便を好むため、非常に需要が高くなることに比例して直行便の航空券は高くなります。
逆に経由便は時間がかかることで人気がないため利用者が少なく、そのままフライトをすると赤字になってしまいます。
そこで、少しでも空席を埋めるためには経由地で乗客を増やす必要があります。
そのため、「直行便よりも時間がかかってしまう代りにお安くします」という意味合いになります。
ただし、直行便か経由便かはケースバイケースになり、利用する空港から直行便と経由便のどちらもある場合にどちらが安いかを比較すればOKです。
また、台湾や韓国などお隣の国でわざわざ経由便を選ぶ必要はありません。
比較サイトを使って探す
海外航空券を探す際にはこの2つが私はおすすめになります。
私の場合は最近ではスカイスキャナーをよく利用して探しています。
その他にもHISやエクスペディア、JTBなどもありますが、こちらのサイトは比較サイトではありません。
各旅行代理店ごとの金額の比較をする際にはそれぞれのサイトをチェックしなければいけないため少々手間がかかります。
しかし、トラベルコやスカイスキャナーでは各旅行代理店が取り扱っている航空券のどちらも比較する事ができるため、探しやすいのはこちらの2つになります。
また、スカイスキャナーはアラート機能が付いており、金額が下がった際に知らせてくれる機能があるため、気になる航空券は約半年ほど前からチェックしておき、このアラート機能を使うようにしています。
航空会社にはこだわらない
私はJALのマイラーになるため、この部分は実践できておりませんが、航空会社にこだわってしまうとどうしても費用を抑えづらくなってしまいます
例えばJALやANAという日本の大手の航空会社が5万円に対して、海外の航空会社では3万円ということも普通になります。
中にはJALやANAでは10万円以上するのに対して海外の航空会社が5万円以下ということもあります。
さらに座席も狭くてOKならLCCを選択すれば、かなり安く抑えることができるようになります。
ひとり旅をする
ひとり旅をすることで安く航空券を買うことができます。
友人を誘うとなるとその人が同じ日程で休みを取ることができるかどうかは数ヶ月先のことなのではっきり分かりません。
また、安い航空券が見つかったとしても
- 返信が遅い
- 仕事が繁忙期で有休をとりにくい
- 毎年研修がある時期
友人と行こうと計画している場合はこういったことが理由でせっかく見つかった安い航空券が取れなかったり、あきらめなければならないことになります。
しかし、ひとり旅であればやすい航空券が見つかれば即決できます。
SNSで情報を集める
隙間時間に自分で航空券を探す方法もありますが、毎回サイトをチェックするのは大変な部分があります。
また、各航空会社はセールを行うことがあり、今の時代にこのセール情報を知る一番の方法はSNSになります。
いち早くセール情報を知るためにもTwitterやFacebookなどはフォローしておきましょう。
また、ツイッターには格安航空会社LCCのセール情報をいち早く教えてくれるアカウントも存在しています。
まとめ
海外旅行初心者の方が知らない方法を使ってベテランたちは知っています。
しかし、初心者の方でもこの「タイミング」と「方法」の2つを知っていれば金額がかなり変わってきます。
会社員として働いている方には少し難しい部分もありますが、有給休暇をうまく活用することで安く海外旅行を楽しむ事ができるようになります。
そして、海外旅行に安く行くためには、安いチケットが見つかれば迷わず買うことをお勧めします。