予算10万円でも海外一人旅に行きたいとお考えの方へ。
予算10万円しかないため、費用を抑えるためのポイントやどの国なら行けるのか知りたくありませんか?
本記事では海外一人旅が好きな私が航空券、ホテル代、お小遣いのすべて込みの10万円でも海外一人旅に行く方法や行ける国をご紹介していきます。
【予算10万円】円安・物価高の今でも海外一人旅に行く方法!
円安・物価高の今の時代でも海外一人旅に行くためのポイントをご紹介していきます。
物価の安い国を選ぶ
予算が限られている以上は物価の高いアメリカやヨーロッパなどは選択肢から外し、物価の安い国を選ぶ必要があります。
そのため、おすすめは東南アジアになります。
東南アジアと聞くと物価が安いイメージアあると思います。
しかし、今の円安の状況や物価高の状況だと東南アジアの国でも物価が高くなっているのでは?と思うかもしれません。
たしかにコロナ前やロシア・ウクライナ問題以前よりは高くなっていますが、それでもまだまだ安いと言える状況ではあります。
また、西アジアになる台湾や韓国なども予算10万円で十分に楽しむことができます。
格安航空会社LCCを利用する
飛行機は格安航空会社であるLCCを利用しましょう。
海外旅行で一番費用が掛かるのがやはり航空券です。
この部分をいかに安く抑えるかが一番のポイントになります。
そのためにも航空会社はJAL、ANA、シンガポール航空、タイ国際空港、キャセイパシフィックなどのフラッグシップではなく、エアアジア、ピーチ、タイガーエア、スクートなどのLCCを利用するようにしましょう。
ただし、LCCは確かに安く利用することはできますが、スーツケースを預けたり、機内食、座席指定などをすると意外と高くなってしまうため、この点には注意が必要です。
しかし、セールも頻繁に行っているため、SNSをチェックしてお得に航空券をゲットできる可能性もあります。
ホテルのグレードを下げる
ホテルのグレードも下げることで費用を抑えることができます。
ホテル選びは旅を快適にするためにも重要なポイントにはなりますが、やはり今の円安の影響で以前よりも高くなってしまいがちです。
そのため、ホテルのグレードを3つ星を基準に探してみることをおすすめいたします。
また、ホテルに関してもHIS、アゴダ、bookingドットコムなどでセール価格で出ていることもあるため、こちらもチェックしておくようにしましょう。
また、本当に安く抑えたいのであれば、ゲストハウスを利用するとかなり費用を抑えることができるとともに、日本人と情報交換ができたり、外国人と交流することができるという楽しみもあります。
ハイシーズンを避ける
どの国にも航空券とホテル代が高くなるハイシーズンがあります。
これは国内旅行でも同じことが言えます。
国内では春休みシーズン、ゴールデンウィーク、夏休みシーズン、お盆期間、年末年始などが特に高くなりがちですが、海外旅行でも同じことが言えます。
そのため、海外旅行の際にもこういった期間を避け、ド平日に行くことで費用を抑えることができます。
また、どの国にも観光シーズンがあるため、この時期は高くなるため避けることが無難です。
- 基本的には暑い地域には暑い時期に行く
- 寒い地域には寒い時期に行く
これだけでも費用は抑えることができるため、こういった点も抑えておくようにしましょう。
クレジットカードの海外旅行保険を確認しておく
番外編のような感じにはなりますが、クレジットカードの海外旅行保険を確認しておくようにしましょう。
クレジットカードには基本的に海外旅行保険が付いていますが、自動付帯か利用付帯か、ケガや病気の補償が付いているかでで大きく変わってきます。
もし、自動付帯でなおかつ病気やケガの補償もついているのであれば最低限はカバーできます。
しかし、利用付帯、もしくはケガや病気の補償が付いていない場合は別途保険に加入することをおすすめします。
メインで利用しているカードが利用付帯だとしても個人手配は対象外ということもあります。
そのため、一度クレジットカードの海外旅行保険の内容をチェックしたうえで、保険の加入をするようにしましょう。
東南アジアで2〜3泊程度であれば2,000円程度で加入できます。
この部分を削ったことで大きな代償を払うことになってしまう可能性もあるため、海外旅行の際は保険は大事です。
予算10万円でも海外一人旅に行ける国
予算10万円で海外ひとり旅に行ける国をご紹介いたします。
日程としては2泊3日、または3泊4日の程度の日程でお小遣いが2万円ほど使える国に限定してご紹介します。
台湾
台湾は以前から非常に安く行くことができ、コロナ前ですとLCCで往復3万円以下で行くことが可能な国でした。
では、今はどのくらいで行くことことができるのかというと約4万円前後で行くことができます。
私自身も今年の5月にピーチを利用していきましたが1泊4日でトータル費用はこちらとなります。
- 航空券代:36,780円
- ホテル代:1泊約8,000円
- 小遣い:10,000円
- 雑費:2,500円
- 計:57,280円
ざっくりとではありますが、約6万円で行くことができていますが、10万円ということであればホテルで3泊したとしても問題ない金額になります。
台湾も物価が大体5〜10台湾ドルほど上がっており、さらに円安の影響で以前は1台湾ドルが3.6円ほどだったのが4.6円ほどになっています。
そのため、物価上昇を日本円で考えると50〜100円ほど高くなっているという状況です。
しかし、今の台湾は海外旅行者に向けた補助金(消費金)5,000台湾ドルを抽選で配っているため、こちらも当選すればかなりお得に行くことができます。
韓国
韓国も以前から安く行くことができる国の1つで、コロナ前では往復2万円ほどでした。
では今はというと大体3万円前後で往復できるという感じです。
物価に関してはやはり上昇してはいるものの、円とウォンの為替相場では依然と変わらず、大体1ウォンが10円となります。
つまり、1,000ウォンが大体100円となります。
ホテルもそれほど高い所を選ばなければソウルの中心地であっても1泊1万円以下で泊まることができます。
1つの懸念点としては処理水の海洋放出の影響が実際に日本人旅行者にどのくらいの影響があるかです。
タイ
人気観光地タイですが、10万円の予算がLCCをうまく利用すれば十分に楽しむことができます。
ただし、夜遊びが好きな人にとっては10万円の予算では少し厳しいかもしれません。
観光がメインであれば航空券とホテル代を抑えることができれば十分に楽しむことができるでしょう。
航空券代はLCCを利用すれば5〜6万円ほどで往復できそうです。
ホテルに関してもゲストハウスやローカルエリアであれば非常に安くて良いホテルもあるため、費用を抑えることができます。
タイの物価も上がってはいるものの、日本と比較すればまだまだ安く、マッサージも1時間でチップ込みでも2,000円ほどで受けることができます。
ベトナム
ベトナムは非常に物価が安い国になり、食事も日本人の口に合うものが多いため非常に人気の国になります。
航空券もLCCであれば往復で5万円前後で取ることができますし、何よりもホテルも5つ星であってもセール価格で取ることができれば3泊しても2万円以下に抑えることも可能になります。
また、物価が安いため屋台飯で済ますことができればさらに出費を抑えることができます。
ただし、タクシーでのボッタクリがかなり多いようなのでこの点には注意が必要となります。
現地での費用を抑える方法
予算が限られている以上は航空券とホテル代だけではなく、現地でも節約が必要となってきます。
そのため、現地での節約方法もご紹介いたします。
食事は基本的にローカルフードを食べる
食事に関しては基本的にはローカルフードを食べるようにしましょう。
せっかくの海外旅行だから贅沢したいという気持ちは分かりますが、予算が限られている以上は食費も節約する必要があります。
ガイドブックに載っているようなレストランは最終日に最後の晩餐として残しておき、基本的には現地の人が行くようなローカルな店で食べることで食費を安く済ませることができます。
ただし、日本とは違い衛生面での心配があるため、箸、スプーン、フォークなどは使用する前にアルコール成分を含んだウェットティッシュで拭くことをおすすめします。
観光地に行く時にツアーを利用しない
観光地に行く時にツアーを利用せず、自力で行くようにしましょう。
ツアーの良い所は行き方を自分で調べる必要がないため、楽に目的地まで行ける点です。
しかし、その分費用がかさんでしまうというデメリットがあります。
そのため、少しでも費用を抑えるためには観光地には電車やバスを乗り継いで自力で行くことで費用を抑えることができます。
幸いなことに今の時代はブログやYouTubeで観光地への行き方を解説しているコンテンツは山ほどあるため、使わないのはもったいないです!
ただし、どうしても自力では難しい場所もあるため、この辺りは予算次第になります。
電車はお得な乗車券があれば利用する
電車はお得な乗車券があれば利用することも考えましょう。
日本でも地下鉄の1日乗車券があるように、海外にもこのようなお得な乗車券が存在します。
そのため、自分が行きたい国にこのようなお得な乗車券があるかどうかを調べつつ、本当にお得になるかどうかを事前に調べておくようにしましょう。
ただし、場合によっては利用しない方が安くなることもある点にはご注意ください。
タクシーは基本的に利用しない
海外ではタクシーは基本的には利用しない。
海外のタクシーは日本と比較するとかなり安く利用できますが、その分、ボッタクリにあるケースもあります。
さらには目的地が遠いからという理由で乗車拒否もあります。
そのため、移動は極力、電車やバスを利用することをおすすめします。
どうしてもタクシーを利用する時は「Grub」という配車アプリを利用することでボッタクリ被害を防ぐことができます。
また、こちらのアプリは現地でインストールするのではなく、日本にいる時点でインストールと登録を済ませておくようにしましょう。
まとめ
コロナも気にすることなく海外旅行へ行けるようになりましたが、多くの日本人にとっては痛い、円安と物価高のため、海外旅行へ行く日本人の数は以前ほど多くはないようです。
しかし、そんな中でも初めての海外ひとり旅に挑戦したいという方も多いかと思います。
すべて込みの予算10万円でも行ける国はあるため、セールや時期を見計らってお得に航空券をゲットしましょう。
海外一人旅を経験すると必ず自分にとって何かプラスになると思います。